道端の影にひっそりと咲く 名もない花ただひたすら咲かせることだけに生涯をかけその姿は誰にも気に留められことなく人の足元に踏まれ雨に打たれて風に飛ばされてどんな困難が襲っても空に向かって太陽を追いかけて咲く花誰も知らない名もない花神だけが知っている美しい花