争いのない愛と調和の世界を

遡ること本講座一番最初の講座にて述べておりますが、この現象世界は原因と結果という宇宙法則により成り立っている世界です。

まず大切なのは、もしも私たちが平和な世界を選択し生きることを希望するのなら、個人が今、この瞬間を平和に暮らすことで、その思いが具現化されます。

見えない想念（原因）が見える世界（結果）を創造するからです。

私たちのこの現象介は結果の世界です。ですから理想の結果を決め、そのためにはどんな原因を設定すれば良いのかは歴然ですね。

一人一人が、愛と調和に生きることを設定し実感して今を過ごせば、世界に奇跡というシンクロが起こります。私たちの平和な世界を脅かすものは、想念というシンクロの力によって消え去っていくでしょう。突然消えるのですよ。

大切なのは心のブロックを外すことです。

無理だとか、できないとか、ダメだとか…そのような否定的な想念は、無限の創造力を発揮する妨げになります。

たとえば貧困にあえぎ、暮らしていけない…という想念はその現実をそのまま創造します。想念を発した人のために周りや世界が、ありとあらゆる存在がそれを現実化するために動きます。

そのようなネガティブな想念は責任転嫁の想念とセットになっているので、自分が貧困にあえぐのも社会が悪いとか、妻や子どもが浪費家だからとか。他に責任を転嫁する。また、そのような人ほど貯蓄が多かったりするものです。

自分を満たすことがいかに難しいか。満足したら終わりだ…とマインドコントロールされていることに気づかない。すべて有る…という豊かさを実感することを幻想は邪魔をする。

そしてまた、これを世界に当てはめても同じですね。

もしも私たちの生きている世界に飢餓や戦争があったとしたら、他に責任転嫁することなく、自分の思いに貧しさや争いや戦いの想念がないかを内観することが必要でしょう。私たちの破壊的な想念が、破壊的なことを起こす存在たちに力を与え、動かしていること。正義感の中に対立の想念が潜んでいることに気づくことは、上級者による気づきのようです。

そういった気づきをもち、集合意識を高めることは、世界に奇跡というシンクロを起こすことにつながります。できる人が、できることを地球のためにすることが貢献になります。

現在の地上に存在する科学では解明できない、ダイナミックな奇跡を私たちの集合意識は地上に起こすことができます。それが想念の力なのですから。

自分の人生において、すべての結果の責任者は自分です。良くも悪くも自分の想念が他を自分の想念通りに動かしているのです。

世界で悪いことが起こっているのは他の影響で、いい事が起こっているのは自分の影響だと感じるのは、錯覚です。

心の取り扱いには十分注意が必要ですね。






ありのままで