あまがさきたろうがwebで独り言4代目

緑の隧道の行く先

ある魔道機師の日記
 ある魔道機術師の日記です。魔道機術師は、この遺跡群の多くが魔法王国時代にバルタザールという魔法使いが造ったものだと記載しています。バルタザールは、魔法を支配して操ることができる”輝けるペキトの玉座”という魔法装置を造ろうとしていたようで、この遺跡群には玉座の試作品がいくつも残されているのだそうです。玉座に興味を持った魔道機師は、バルタザールの研究を引き継ぎ、魔道機術によっていくつかの”輝けるペキトの玉座”の試作品を造り上げました。しかし、いずれもうまくいかなかったため、最終的にはすべての試作品を封印したと書かれています。

バルタザールの日記
 バルタザールが25歳くらいの頃までの日記です。彼は、多くの優れた魔法使いを輩出した名門貴族の出身です。彼自身も魔法使いになるべく、幼い頃から教育を受けていました。彼は、父親やその子弟たちから魔法を学び、早くから頭角を現していたようです。一方で、彼は父親の高弟の娘であり、幼馴染である3歳年上のルチーナに恋心を抱いていたようです。16歳のとき、彼はルチーナに想いを伝えるものの、彼女はそれを拒絶して街を離れてしまいました。彼は、失恋の痛手を忘れようとするように、魔法の研究に打ち込み、その魔法使いとしての実力を高めていきました。一方で、辺境からは、小さな街や村が蛮族に襲撃されたという噂が聞こえてくるようになり、バルタザールは魔法王国の繁栄に翳りを感じていたようです。そのため、この時期から、彼は蛮族から小さな街や村を守るための魔法の研究を始めます。
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