二日だけ帰るつもりでした。
が、昨日義姉から父が救急車で運ばれて
危篤だと連絡を受け、神戸に戻りました。
脱水症状も激しく、心不全、腎不全も引き起こし、血圧も低すぎて
危険だと。
神戸と沖縄、近い近い~なんて思ってましたが
空港までめちゃ遠いやん

飛行機もなかなか飛ばないやん!
飛行時間2時間もあるやん!
と、初めて気づきました。
沖縄に移住するのが長年の夢で
高齢の両親とは、もしかしたら死に目に会えないという
覚悟は決めて来たつもりでしたが
まさかこんなに早く、こんな日が来るなんて
予想してませんでした。
夜遅く病室に着いたら、もういつもの父ではなく
顔色も土色で、痩せこけて、まるでミイラ
もう会話も出来ないのは見てわかりました。
でも、伝えなきゃ~ありがとうと
世界で一番大好きな父に
と泣きながら話しかけたら
目を開けて、頷き出して、その後
少し会話も出来るようになり
「三途の川、まだ渡ったらあかんで!
もし渡るならお母さんも一緒に連れてってや!」
なんて冗談を言ったり
私のリクエストで、いつもの音痴な歌まで歌ってくれました。
ずっと朝から付いてくれてた兄夫婦も
魔法みたいや!と驚いてました。
顔色もマシになり元気になったように
見えましたが、やはり意識は混濁していて、
危険な状態が続いています。
呆けてる母は、父の意識がなくなったのが
昨日だったのか、一昨日だったのかも
わかりません。
もっと早く病院に来てれば、良かったんでしょうが
やはりこれが運命なんでしょうね。
瞬子も最終の新幹線で駆けつけて
皆が久しぶりに集まり見守り
しょうもない冗談で爆笑しながら
家族での大切な時間を過ごしています。
昨日、今日も病院に泊り込みですが
覚悟はしながら、最後まで笑って
笑って見送りたいと思います。