関西に三泊四日帰省してましたよ
とっても寒くて、桜もまだ満開前でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/60/6bbce4602486a4c2eb38e49124c3ba72.jpg)
主な目的は入院してる母に会うためでしたが
転院先の病院に面会に行くと
薄暗いカーテンの中に植物みたいに座ってる母がいて
私に気づくと軽く会釈をした。
あー、他人だと思ったんだわ
近づいて「誰かわかる?」と聞くと
わからない感じで(T-T)
しばらく話して私だと認識したようで。
暗い雰囲気で元気もなく、でも食欲はあるようで
夕食も黙々と食べてた。
相部屋なのに、内科のせいか各ベッド毎にカーテン引いてて
誰とも会話しない感じで、余計呆けるよね。
かなりショックでしたが、
翌日行くと義姉も来てて元気になってて、
普通に会話出来て少し安心。
実際は7年前の交通事故の入院時から
もう呆けてきていて、本来の母らしさは
なくなってる(T-T)
久しぶりに義姉とも会って今後の話をしましたが
一人暮らしにはもう戻れないので施設を探してて
父と母が暮らしてた家は賃貸なので、引き払う準備で
父の遺品を整理して欲しいと。
父母の家に行き、父の部屋で世界の旅行のアルバムがぎっしり
そして各地で描いたスケッチ(T-T)
よく何十カ国も訪れて旅行記も書いたよなぁと感心。
父の足跡を辿って、世界を巡って同じ場所で
同じ風景を描けたら素敵だなって思いました。
そして、タンスから私が昔、沖縄で買ってプレゼントした
アロハシャツが出てきて号泣(T-T)
父が亡くなって2年。
ようやく受け入れるようになってきたかも。
沖縄に戻った日の午後、晴れて暑くて
ホッとしたのか
寂しくて辛くて泣けて泣けて
リビングでひとり泣いてたらルーちゃんが
顔を舐めてきて心配してくれてました。
普段は誰にも悲しいとか言えないのに
思わず彼に電話して、「辛い」と泣いてしまいました。
父の死だけでなく、母の最期が来ることも心の中で
準備しなきゃいけないのが、辛くて。
誰でも通る道だし、誰でも順番に亡くなるから
普通に乗り越えなきゃいけないのに
その日は辛くて辛くて、瞬子が帰って来る前まで
ずっと落ちてました。