最期のむかえ方

この何日か芸能界の事件が日々取りざたされている。
個人的にショックだったのは大原麗子さんの死。

幸せの尺度は自分で決めるものなので、彼女の人生は彼女にとってどうだったのかは分からないけど、もし可能であるならば、どんな人生であれ、自分はだれかにその最後を看取ってもらいたいと思った。また愛する相手にもそうしてあげられたらいいのにと思った。実際は死に目にあうのが、なかなか難しいのは入院していた祖父母で経験しているけど。。。。
肺の病気で在宅看護だった私の父は、ある晩、私と母とも会話をし（蛍光灯の明かりを一つ消してくれと私には言った）、母に抱きかかえられながら呼吸がとまり（私達の症状に対しての無知もあったと思うが）、そのまま亡くなった。その後救急車のお世話になったけど、家族の中では我が家が父の最期だと思っている。
父自身はどう思っているか知らないけど、私達には幸せな別れだと思わせてくれた。