不妊治療、今となっては人に話すことも、こうして文章におこすこともできるが、治療中は孤独との戦いでした。治療はタイミング法から始まりましたが、残念ながら授からず…次のステップの人工受精に進みました。今は人工受精も保険適用になっていますが、当時は全額負担でした。このまま結局子供が授からないんじゃないか…漠然とした不安しかありませんでした。そして、2回目の人工受精の結果が分かる日は今でも忘れないクリスマスイブでした。夫と素敵なプレゼントが来ると良いね。なんて話をしていました。しかし、残念ながら涙のクリスマスイブとなりました。
次の通院まで夫と話をして体外受精を視野に入れることにしました。理由はやはり年齢や時間、費用の問題です。人工受精も根本的にはタイミング法と同じで月に一度の排卵日を見極めて行います。なので普通に考えれば年間12回しかチャンスはありません。その間も歳はとりますし、通院や投薬でお金も時間もかかります。それを考えたらその時間と費用を体外受精に使った方が良いのではないか、それでもダメなら夫婦だけの家庭でも良いんじゃないかという結論に達したのです。その選択が私達夫婦に幸せを運んできてくれることになるのでした。
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