お釈迦さまの高弟である目連尊者の亡くなった母は地獄に落ちていました。お釈迦様に「逆さづりで非常な苦しみの母を助けたい」とお願をしました。彼の母を想う心に「地獄にいる者たちを3日間だけ許して家に帰してやろう。そして子孫たちが帰依して人をお救いしたらいつでも家に帰れるようにしてやろう。」とおっしゃて頂かれたのです。
目連尊者のお陰で我々の地獄の先祖たちも家に帰れるようになりました。
ちなみに「盂蘭盆」という言葉の語源は、
倒懸(とうけん、逆さづりのことで非常な苦しみをも意味する)という意味のサンスクリット(インドの言葉)である「ウランバナ」中国語では「盂蘭盆会」韓国では「秋夕」お盆だそうですが!?日本語では「お盆」。
ところでご先祖さまが帰ってくるというのは日本の民俗行事です。
ですから現在日本で行われている「お盆」は、仏教行事である盂蘭盆会と日本の民俗行事とが
融合したものといえます。
おそらくどちらもご先祖さまに関するものであるところから融合したのでしょう。
ちなみに上記の盂蘭盆経の話からすると極楽浄土からこの世にご先祖さまが帰ってくるということは
ありえません。
同じ仏教であっても宗旨宗派によっておまつりのしかたはいろいろ違います。
私は母がしていたことを思い出してお供えをします。
YONAは良い日にお誕生日でしたね。メモリアルツアーは絶好のタイミングですね。
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