身支度をしていましたら、予期せぬ来訪者。
あれ?
そういえば、13日に「また来る」と言った顔の表情を見た時、何かあるなとは感じたのだけれど。
来るなら来ると言えばいいのにと思うのは、まったく普通の感情だと思うのだけれど、相手は秘密裏にことをすませたいという気持ちがあるから、逆切れしはじめた。
うっわぁ~。また出かける前にくちげんかぁ~。
(-_-;)
で、売り言葉に買い言葉の大御所でしたよ!
きっと、今までだって負けたくなくて思いもよらないことを言ってたくさん失敗してそう。それを目の当たりにして、こりゃぁ~、救いようがないわと思ったので、私の感情はフラット。
そして、私が伝えてきた事などが全くもって違う風に受け取られている事に愕然としました。
私が怒っているのは、自分が家で父親の事でがんばってきたことを認めてもらいたいのに認められないからだと言うのです。
「へ?」
晴天のへきれきだわさ。
そんな子供じゃあるまいしねぇ~。
子供は、勝手に自分の部屋に入られたり、ましてや物をあさられることは大嫌いです。
親だからといってそれをしてもいいのか?
いくつになっても親は親。子は子。
親って何か勘違いしてますよね。
子供のものは何をしてもいいと思っていますよね。
で、それを人に話す。
そりゃぁ~。怒りますわよね。
子供だって、ひとつの人格を持っているのですからね。
親に相談しないで物事を決めてしまうことになにも相談しないと腹を立ててる人が同じ事をして相手がどうして怒っているのか判らないものなのだろうか。
おババ様にボランティアをしろだって。
この人、親のことなにも判ってないよね。
私は腹の底で笑ったわ。
と、いつまでも相手をしていられないので出かけました。
で、大ちゃんを病院に連れて行ってとお願いメールをしておきました。
帰宅後、大ちゃんは涙眼で私を見上げました。
「大ちゃん、病院行った?」
「いかない」(おババ)
そうなのか。そう言う人なんだよやっぱり。そう言う人たちなんだよ。
優しさってなんでしょうね。
できもしないのに、なんでもするからねと言って相手を安心させて。
結局、いざというときは、自分の都合が悪いので何もしてくれませんでした。
そう言う人たちなんです。
そう、都合が悪いの。人それぞれ都合があるのよね。
私が怒っているのは、うわべの優しさばかりの人たちがさも良い人たちのようにふるまっているのにそこはかとなく腹が立っているだけですから。
私は子供のころから十分おジジにかわいがってもらったわけで、だからこそ、いつも言いたい事をいいあって喧嘩ができた仲で。
大喧嘩してても、例えば「大ちゃんを病院に連れて行って」と言えば、大きな声で文句を言いながらも、車の中で口喧嘩をしながらも病院には連れて行ってもらえたんだわ。
そう言う人だった。
大ちゃんより、自分たちが楽しく飲み食いするほうを選んだ人達だということを、今日心に刻む。
ず~~っと昔もあったなぁ~
一人逝ってしまって、人間関係が変わってしまった事。
思い出したわぁ~。
浦和に下宿していた23歳のころ。
普通の一軒やのお二階を間借りしていました。
一階には、70代のおじいちゃんとおばあちゃん。
2年半お世話になったのです。
おじいちゃんの具合が悪くなって入院。
退院してきたものの暫くして旅立ってしまいました。
そうだ。
夜中の2時に仕事から帰ってきて、トイレでへたばってると、おじいちゃんがうなっていて。
朝、階下から起こされて訃報を知ったんだ。
ご葬儀のお手伝いをして、暫くしたら私とおばあちゃんだけの生活になったのだけれど、おばあちゃんのお友達が頻繁に出入りするようになって。
私に生命保険に入れと勧めたり、光熱費が3分の一から二分の一になったりと、
私の生活は何も以前と変わらないのに、色々な変化が起きて、私は部屋を引き払い自宅へ引っ越してしまいました。
今のわさわさも父が逝ってしまった結果なのね。
実は、私はまだ心でおジジが逝ったことを昇華していない。
ちゃんと、父の死に向き合っていない。
私の心の時間は遅い。
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るー(chamamada)
たみい
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