そもそも株式投資で一番怖いのが、損切りを上手くできないことです。
負けは1回だって少なくしたいですよね。
自分自身で損切りルールを決める際には 根拠が薄くとも自分のルールに従って売り(利食い)を入れているなら、 たいてい人は損切りを入れません。
これは裁量トレードではあり得ません。
なぜなら、決めたルールが利益確定に直結していないからです。
利益確定をするには、ルール通りに売り(利食い)を入れる必要があります。
売り(利食い)を入れることで、含み損は減ります。
含み益=利益ではありません。
そう聞くと、 明確に損切りをする気持ちになれないかも知れません。
結論から言うと、 明確に損切りするタイミングに自分でイメージできることが重要です。
何故、そう思うのか?
それはすべて、自分の経験からくるのです。
以前の私も、裁量トレードを始めたばかりの時、まさに「こういう時に損切りするのが正しかったのか?」と悩むことが多かったのですが、なんとなく、「こういう時を狙って損切りしたら案外勝てるんじゃないか?」という経験も、過去に何度もありました。
つまり、そんな時に、明確に損切りするタイミングと考える ことができました。
これを見つけられただけで、利益を確定させることに全く抵抗がなくなりました。
そして、「損切りは怖いことではなくルールに従うこと」と気づくことができます。
まず、買うタイミングも下がった時に買う時よりも、 上がった時に買った方が価格差のある時より確実に上がる確率が高いです。
銘柄や価格などの情報の正しさにかかわらず、人間は上がることを予想した買いをしてしまう傾向にあります。
自分で決めたルールで損切りするしないに関わらず、そもそも裁量トレードでは、投資資金を全て失わないよう勝率7割で利益確定をすることが最も望ましいです。
そうは言っても、負けて投資資金がなくなったら、投資なんて出来ませんよね。
そこで私がおすすめするのが逆指値注文を出すことです。
もしも上がったら(もしくは下がったら)確実に損切りするルールで買うので、損切りが入る前に上がってしまうことが原因で損切になってしまうことを防げます。
たとえば、銘柄Aが10日移動平均線を下抜けて、50日移動平均線付近にまた近づいてきたら買うという方法です。
50日移動平均線が下がったの?と思った方もいると思いますが、一度下がって下がり続けたのは、やはり50日移動平均線付近にまた戻った時には、その位置よりも上にいる可能性が高いためです。
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