仙台で療育に通った記録

息子が仙台で療育に通った時の経験をまとめました。

幼稚園のこと

2020-12-07 16:26:00 | 日記
通所療育に通っているときは
プレ幼稚園(未就園児教室)にも通っていました。

ケンは落ち着きはないもののコミュニケーションは取れるので、この教室でそこまで目立つことはありませんでした。

ただ、療育の先生から「療育に通ってることは早めに伝えたほうがいい」と言われていたので、願書提出前にプレの先生に伝えました。

その後、何度か園と面談。
園長先生とプレの先生にケンのこれまでと現在について説明。園長先生が面接さながらにケンにもいろいろ質問してくださり、落ち着きはないものの椅子に座って答えることができ、ある程度指示に従って動けるので入園は大丈夫でしょう、とのことでした。ここでもホッと一安心。

この事前面談の段階で遠回しに入園を断られたり、願書提出時の面接で落ちることもあるそうなので、とりあえず入園に向けての2つ目の関門(1つ目は発達検査かな?)もクリアとなりました。

プレ幼稚園で同じだった子のなかには、年間を通してずっと教室に入りたがらない子がいて、もしや?と思っていましたが、面接はクリアしたものの入園後が結構大変そうでした。。。

面談と発達検査

2020-12-06 22:23:00 | 日記
通所療育がはじまってまもなく、
先生との個人(保護者のみ)面談がありました。

これまでと現状、そしてこれからについて親としてどう思うか、どうしたいかを確認されながらの話し合いでした。

先生たち側から見たケンの特長や課題なども提示され、小さい目標を設定しながら小まめに面談して進めていきましょうとのことでした。(こういう特性がありますね、ということは改めては言われず、現状の課題をどうクリアしていくか考える感じ)

通所に慣れてきた頃には改めて発達検査も受けました。
年少で幼稚園入園を予定している子はこの頃に一斉に検査していて、半年後にむけてそれぞれの課題を先生方と保護者とで共有していくんだなと思いました。
半年って長いようで短くて、しかも幼稚園に入るかどうかはとても大きな分岐点なので、先生方もシビアな目で見ていたと思います。

ケンの発達検査、私は初めてまともに見てヒヤヒヤどころではなかったのですが、結果は意外にも安心できるものでした。
先生から「より自信を持って入園できるように準備していきましょう」とにこやかに言われたときの安堵感はすごかったです。
思えばアーチルへの相談からここまで「大丈夫」と言われたことがなかったので、「いま頑張れば」という思いを少しだけ持つことができて正直ホッとしました。

ただ、進路決定も人それぞれ。
同じグループには面談と発達検査を通じて年少での入園を見送った子もいましたし、加配をつけての保育園入園に切り替えた人もいました。反対されてるけど予定通り入園という人も。
何が正解かなんて一生分からないようなきもするけれど、本当に考え方次第なんだなと思いました。

工夫たくさんの中心活動

2020-12-04 14:29:00 | 日記
毎回の中心活動は、リトミックや器械体操(とび箱やマットを使った運動)をはじめ、先生たちがいろんな工夫をしてくれていました。
覚えている限りで書くとこんな感じです。


季節にあわせた遊びや工作(七夕、ハロウィン、クリスマス、年賀など)

感触遊び(小麦粉、春雨、スライム、新聞あそび)

ルールのある遊び(しっぽとり、椅子取りゲーム、ボール運び)

イベントにむけた練習(運動会や発表会)


幼稚園や保育園さながらのラインナップで、ケンよりも一緒に参加している私が楽しんでることも何度もありました。笑
先生からも、お母さんが楽しそうな様子は子どもにも安心を与えるのでどうぞ楽しんでください、とも言われて、それも励みになりました。

ケン自身はとてもマイペースながら、どんな活動にもわりと参加できていました。
もともと人にあまり興味がなさそうだったのが、少しずつ友達の存在も意識するようになり、発達支援という言葉に囚われずこの環境に感謝して日々を過ごそうと思えました。



外遊びが基本

2020-12-03 14:24:00 | 日記
通所施設には園庭があり、大型遊具や砂場から三輪車、コンビカー、ボールなどいろんなものが揃っており、かなり整った環境でした。
いま思えば、子どもによって好きなもの苦手なものは様々、療育での外遊びだからこそチャレンジできることや思う存分楽しめることもあるのかもしれません。

朝の自由遊びの時間は、よっぽどの大雨や強風でない限り基本的に外遊びでした。
先生いわく、体をのびのびと動かせること、順番待ちや貸し借りでコミュニケーションの練習ができるから、とのことでした。

ケンは砂場遊びが大好きだったのですが、一見動かないように見えても、スコップで掘ったりすくったりの手の動きはもちろん、しゃがむ姿勢を保ち続けるのも体幹を鍛えるのにいいんだそうです。

ほかにもお友達と三輪車での爆走もしていましたが、母はひたすら立って見守るのみで、冬は非常に辛かったです。笑
夏は小さいプールを出しての水遊びもあり、これはこれで暑くて大変でした。

室内にも自由遊び用のおもちゃや絵本がたくさん用意してあり、ケンはもちろん真っ先にトミカや車の本を取って遊んでいました。

通所療育の1日

2020-12-02 13:16:00 | 日記
通所療育の1日はこんな感じでした。

各自登園
先生との挨拶
出席帳シールはり、荷物の処理
自由遊び

お集まり、パネルシアター
午前の活動
お弁当
自由遊び

午後の活動
お集まり
降園


これに加えて、身辺自立を促すよう手洗いうがいやトイレタイム(トイレに行くことに慣れるための時間)が設けられていました。
全体を通して、幼稚園や保育園など次のステップを意識した1日の流れが組まれていて、個人的にはとても良い集団の練習になると思いました。

ケンは降園後の車でお昼寝が定番になっていましたが、なかにはお弁当を食べるとすぐに眠くなってしまい午後の活動になかなか参加できない子もいました。なんとか頑張っていましたが、寝ぐずりのような癇癪を起こしている様子もあり、お母さんは大変そうでした。。