葬儀司会「青柳司会事務所」ブログ

葬儀司会歴20年以上の青柳(あおやぎ)がお送りする
仕事の日々や寺社仏閣参拝のブログ。

初めての福岡旅行

2023年03月19日 | 旅行
博多に日本最大級の木造座像「福岡大仏」があるらしい。
 
福岡はおろか、九州地方に行ったことがない私。
夫も「行ってみたい」とのことで、2月中旬に若干突貫で博多へ飛びました。
 
飛行機で2時間くらいで到着。
1日目は夫のリクエストで某アーティストのライブへ向かうことに。
その前にホテルに立ち寄り荷物を預けます。
 
歩いて博多駅に向かう最中のコンビニで見つけたからあげクン
 
 
うまかっちゃん味は九州限定!結構しっかり豚骨ラーメンの味がしました。
 
そしてお昼は博多駅で早速本場の博多ラーメン!
 
どの博多ラーメン店にしようか悩みましたが、今回はラーメンShinShinさんへ。結構並びました。
想像以上に細麺!味も濃すぎずスープも飲みやすい。
もちろん卓上には紅しょうがも。トッピングして完食です。

その後は腹ごなしに海の方面へ徒歩で向かいます。

道中のマンション。地元の方は何の違和感もないのでしょうが
我々雪国民にとってはこのエアコンの室外機の付け方はびっくりしました。
雪国でこの付け方したら室外機に雪が詰まっちゃいそう!
 
そして橋のたもとに塩化カルシウムの袋が。

 
万が一のために備えておいてあるんでしょう。
この辺りは3袋で足りるんだね……
 
 
そしてライブを終えて居酒屋さんへ。
ここで更に福岡の料理を堪能します!
 
まずは せせりポン酢。さっぱりしていて食べやすい。



こちらは ごまかんぱち。
ほうれん草の胡麻和えと同じ甘めのタレでかんぱちを絡ませてあります。
これが意外とハマります。ご飯にも合いそう。
 
 

梅くらげも程よい酸っぱさで口の中がさっぱり!
 
 
そして博多といえば水炊き!
予約なしで食べられるお店って結構少なかったので有難かったです。
鶏出汁で煮てポン酢や柚子胡椒でいただきます。
 
博多は柚子胡椒の国と聞いたことがあります…
新潟のかんずりが好きな方は柚子胡椒もオススメです。



お出汁がメインのお鍋。
そういえば博多のお店は卓上に醤油がありませんでした。
(今話題のペロペロなアレのせいではないです)
お出汁の文化だからなんでしょうね。味は薄めでもしっかり旨みがあります。

店員さんが締めに雑炊を手際よく作ってくれました。
これまた優しいお味。心も体も温まりました。
 
 
そこからホテルに宿泊し、翌日はいよいよ寺社巡り!
まずは櫛田神社へ。

櫛田神社は「お櫛田さん」と呼ばれている博多の総鎮守。
あの祇園山笠で有名な神社です。
 
2種類の山笠が飾られていました。
飾り山と呼ばれていて、1年ごとに新しくなるようです。
 
私が目にしたのは見送りの飾り山からでした。
こちらは「怪童金太郎」あの昔話で有名なマサカリ担いだ金太郎。
世の為人の為に尽くした坂田公時の子供の頃の一場面。

オモテの飾り山は「義経千本桜」
源義経と、義経が追われる身となったきっかけの初音の鼓。
義経は形見として愛妾の静御前に初音の鼓を託します。
そして鼓を持つ静御前に付き従った義経の家臣・佐藤忠信。
(忠信は化け狐で、親狐は初音の鼓の皮に使われてしまった)
親を思うやさしさと、主君への忠実な姿を描いた一場面だそうです。
写真で見るとあまり感じませんが、生で見るとかなり大きい……
確か13mほどだったかと。
外国人の方々が沢山写真を撮っていました。

こちらは力石。
有名力士たちが持ち上げた石が奉納されています。
白鵬や貴乃花、若乃花、朝青龍など角界に興味がなくとも知っている名前が並んでおりました。
 
こちらは切木ぼたん。
博多山笠のぼたんの由来はここからきているようです。

切木ぼたんは400年以上前に太閤秀吉公に流刑された
肥前岸岳城の城主・波多氏が愛した花。
流刑後も家臣がひそかに育て、その話に感動した博多の人たちは
いつの頃からか博多山笠に作り物のぼたんを飾るようになったとあります。
咲いている姿も見てみたいものです。
 
本殿の横から。


↓ これは干支恵方盤。


詳しくは ↑ 上記の通りです。
毎年大晦日に矢印を回転させて恵方を示すとか。
今年は南南東…かな?

オモテの鳥居。参拝前にこちらから入りなおします。

まだコロナ禍ということで、手洗い場は柄杓を使わないスタイルになっていました。
(元々そうなのかも)
 

境内図。本殿には天照皇大神、大幡主大神、須佐之男命が祀られています。
他にもかなり多くの神様が祀られているのが分かります。



稲荷神社もありました。


可愛らしいお社と梅の花。

参拝後に御朱印をお願いしてきました。
 
 
そして櫛田神社の近くにあるのが、冒頭に書いた福岡大仏がある東長寺。





真言宗の開祖・空海(弘法大師)が創建したお寺だそう。




 
 
福岡大仏は入り口が本堂とは別になっています。



上にあがって2階です。拝観料50円。
 
残念ながら大仏本体の撮影は禁止だった為ここまでですが…
拝観料を支払い、1人1本小さな蝋燭と線香を手にします。
蝋燭を空いている燭台に差して灯し、その火で線香を付けて香炉に立てて
お参りしてから隣の大仏の間へ入ります。
仏像の高さは10.8m、光背の高さは16.1m。
荘厳で迫力があります。仏像と向かい合うと落ち着いて心が静かになる感覚。
独特の雰囲気は実際に行かないと体験できないものだったので、行ってよかったと感じる時間でした。
 
お参り後は他の仏像を長めてから「地獄極楽めぐり」へ。
福岡大仏の台座内には地獄の模様を描いたレリーフ、そして手すり付きの真っ暗な通路があります。
その途中にある「仏の輪」に触れたら極楽に行けるらしいです。
思ったより輪が大きかったので、多分みんな触れると思います(笑)
昔の電車で見かけた丸いつり革より、ひと周り程大きい感じでした。
 
地獄極楽めぐりの後は本堂でお参り。





五重塔。緑の木々や白い砂、梅の花と青い空に囲まれて一層色鮮やかでした。

お参り後にこちらも御朱印を。
目の前で女性がお坊さんと揉めてましたね…
確か「御朱印はスタンプラリーではないので…」というようなことを仰られていたので
意味合いを説明されていたのでしょう。
 
帰りの飛行機に遅れないよう、その後は早めに博多空港へ。
昼食はちゃんぽん入りの もつ煮(醤油ベース)でした。
これで博多で食べたかった「博多ラーメン」「水炊き」「もつ煮」は制覇。
あとは びっくり亭の焼肉鉄板が食べられなかったのが心残り。
そして佐賀県の呼子のイカも食べてみたい!
 
そして福岡には南蔵院という世界一大きな青銅涅槃像があるお寺も。
こちらも行ってみたかったですが距離があり、時間の都合断念……

 
帰りの飛行機から除く雲海と黄昏がとても美しかった……ものの……
 
 
美味しいものを食べすぎたせい&飛行機の揺れでリバースしてしまいました( ´;ω;` )
 
幸い座席のエチケット袋を使ったので大惨事は免れました。
リバースの直前ってブワッと唾が沢山分泌されるのは分かってましたが
その前の段階っていくら水分摂ってても口の中がカラッカラになるんですね……
津波でいうところの引き波みたいに。
着陸態勢に入ったあとだったもので、戻したあとも身動き取れず&CAさんも呼べず。
エチケット袋は暫くしたら少しずつ漏れてくるから、早めに隣の人から貰って二重にした方がいいですよ!


CAさんにお気遣いいただきました…
その節は本当に有難うございました😞

初めての福岡旅行、最後はアクシデントがありましたが
突貫で短時間ながら充実した2日間を過ごしてきました。
それから忙しくなり、こうして旅行記を書くのに1か月ほどかかってしまいましたが…
 
コロナ禍でなかなか遠出する機会が減り、久々の旅となった今回はより新鮮に感じました!
画面越しに見て知識を得られても、見て触れて肌で体験しないと感じられない事ってありますね。
また少しずつ機会があれば寺社仏閣巡りをしていけたらと思っています。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2023年・新年のご挨拶 | トップ | 惣持寺様・本葬儀 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

旅行」カテゴリの最新記事