警察

以前から時々書いているが、

公務員全てを役所仕事と言って
小ばかに括ることは私は嫌いだ。


公務員の中の多くの人は
まじめに仕事をしているのだろうし、
一部のできない公務員つかまえ、
全部がダメ、みたいなのは良くない。

20年も前、役所の営業を担当して、
それを思い知った事が有ったからだ。

ただ、公務員だからこそもっと、
ダメな人を正してもらわないと困る。
それは非常に強く思うのだ。



そんな意味で、
良いと悪いの両方を感じた警察の話。





昨日最寄りの警察に夕刻寄る。

違反した訳でも事故した訳でも、
まして犯罪犯したのでもない。

ちょっと親の免許証の事で相談があった。


17時20分だったか。
なんと正門には「閉署」の立て看板。
要するに本日の業務終了。また明日ねって事。


つい、

警察は24時間(テレビの見過ぎか)と
勝手に思い込んでいたのだが、
どうやら事務手続きも含め緊急以外は
受け付けませんという事らしい。

ただ、一応その緊急用の窓口は開いており、
落し物などの対応はしてくれる様子だった。

その窓口で一人の方が相談をしていたので
その人の後ろで順番待ちすることに。


窓口と言っても実にオープンで、
カウンター越しに沢山の警察の人が、
帰り支度したり、事務処理したり、
ごそごそあわただしくしておられた。

やがて5分は待ったであろうか。
誰か相手してくれてもよさそうだなぁと
思ったその時、私位の年恰好の警官、
若手の警官に私の方を「顎」で指し示し、

「お客待っとるで相手したれ」

ちょっと！

一応客と呼ぶんだと変に感心しながら、
客扱いになっていないのに腹立たしい。


で、その若手相手して下さったが、
私の相談は専門の人に話してもらう方が良いと、
要するに管轄外なのでまた明日という事に。

待ち損。



以上は悪い方。

以下は良い方。



今朝、出勤途上で再び警察により、
その管轄の係りの人を尋ねる。


私よりちょっと若い男性警官が対応。

実に実に物分かりが早い！
実に実に物腰が柔らかい！

極めて満足！
ほんの10分、いやもっと短時間で用件終了。

あまり詳しく書くことできませんが、
これで9割前進なのであります。



親の事で色々経験しています。
介護って言葉がこんなに身近になるとは
ついこの前まで思いもよりませんでしたが、
この週末しっかり準備をして、
今一度来週警察に伺う予定であります。



高齢者の免許証の事で
お悩みの方がいらっしゃいましたら、
今私、ちょっと相談に乗れるかもしれません。