ビー・ハッピー２００９

誕生日！だからと二度目の更新！
という訳では有りませんが記憶が薄らぐ前に。

４８歳になった今、こんなに夢中になって
一緒に集える仲間が居る事の幸せ。
ビーハッピージャズフェス２日間の私の記録。



１３日、ビーハッピーはクリニックで明け暮れる。
本当は、もっと沢山の人に聞いていただくと良いのだが、
なかなか二日間会場に足を運ぶというのは難しいか。
ただ少なくも皆、熱心に聴かれる方その姿が印象的であり、
なにより受けられた方々、ご苦労様でした。

内堀勝さんのクリニックを主として拝聴をしていましたが、
実にためになる事を沢山言われますね！
キーワードはいくつもありましたが、
印象的なのは、最近いつも私が唱えている事で
合奏でアドリブを全員が吹いてそこで恥をかく事！


熱心に指導される内堀さん

これね、本当に大切と思うんですよ。
アドリブの吹き方がジャズになっていない人が、
セクションのフレーズ吹いたって、
絶対ジャズになっていないですからね！
私も以前は勘違いしていた所が有るんですけど、
リードラッパだからこそ、必要な要素なんですよね。
そう、一寸強引な例かも知れないけど、
ピッチャーが送りバント出来ないといけないのと同じ！

他にもマニアックに語りたいことは沢山あるけど、
きっと誰も読んでくれないので懇親会の話。

懇親会では、昨日書いたような嬉しい事が沢山有って、
あまりお話をしたことが無かった方々とも正に懇親。
誠に僭越ながら、乾杯の(練習の)発声をさせて頂き、
これまた光栄な事でありました。

ところで、その後の二次会。三名のゲストのうち
内堀さんと、菅野さんがお付き合いいただけるとの事で
急遽会場であったホテル下の居酒屋に潜り込み、
私の真向かいに内堀さん、真横に菅野さんという
豪華な顔ぶれでけっこう飲み倒しました！！

菅野さん、お酒強いですね！自ら「呑みます！」と
言っていたのでお強いのでしょうが、
明らかにインツーで焼酎ロックを片付けていました！

音楽談義はここに書いてもあまり面白くないので、
一寸だけ去年間イベントの時の話なのだが、
昨年来て頂いたビッグラッシュバンドの方々、
東京では、なかなか呑みに行ったりする事が無いそう。
その中でもドラムのＩさんは特に車で移動されるので
そういう機会がなかなか無いそうなのだ。


当日ゲストのお三方

もっとも本職が音楽な訳なので、我々の様に
演奏しては呑み、演奏しては騒ぎ・・ではもつまい。

で、そのドラムのＩさん、去年のビーハッピーの前夜祭
とても美味しくお酒を呑まれたそうで、
たいそうその事(だけ)がビーハッピーの印象だったとか。
確か昨年も二次会になだれ込み飲みつづけましたからね！
そんな事でも印象に残っていただけたとすれば、
これまたビーハッピーな事ではないですか！！



年にただ一度、愛知県で宿泊するこの日、
私は連盟代表と、バンド爺さんの介護のために３人宿泊。
１４日朝一番で会場に入るや８時３０分だというのに
何と沢山の人たちが会場の周りに居る事か！！
これには一寸驚きと、嬉しさがこみ上げてきました。
西川さんがこの光景を見たら、多分泣くでしょうね！！


◎◎の原稿をもとに挨拶をする新連盟代表！


そして、朝の全員ミーティングで集った人の数！
これまたすごい数であったことに感動的！！
以前は、舞台の周りにこそこそと集まって「打ち合わせ」
という感じだったのですが、昨日は違う！
その際目付けが事務局Ｍさんによる出席確認点呼の時だ。

Ｍさんが舞台上でマイクでバンド名を言うと、
手を上げ返事をし、ちゃんと居る事を確認する物だが、
たしかサウンドクリエーションさんの時からだったか、
「はあーーーい！！」と、とんでもなく大きい返事！
その後、だんだんと大きくなり、
大所帯の学生バンドもつられて「はーい」のフォルテで合奏
さらには、いちいち立ち上がって返事したり・・・。
昨日のビーハッピーの楽しさを象徴するような出来事でした。
これは正に、クリエーションさんの元気のお陰だったですね！
菅野さんがスピーチの度にエネルギーを貰ったと
仰っていましたが、少なくともこのときのインパクトが
かなり効いていたのではと思うのです。


さて演奏開始。レアサウンズにあてがわれたお仕事は、
午前中の受付業務と、撤収時の客席清掃。
私は、率先？！受付業務に勤しんだのだが、
私がそこに座っているのが、さも不自然なのか・・
邪魔なのか・・・鬱陶しいのか・・重いのか・・
訳はサッパリ知らないが、いちいち顔見知りの人は
通り過ぎる度に、「何？」と言う顔をする。。。。


暑苦しい受付の面々(暑苦しいのは私だけか・・)

まあ、そんな事は気にせず、受付人間ウォッチング。
以前もこの場でＳ穂嬢と人間ウォッチングをした覚えがあるが、
結構色々な人が通り過ぎるのは面白い！
なかなかこれほどの人たちを、じっっっと
ただただ見つづけることは有りませんからね。
結構面白い物がありましたよ。

そんな事より演奏はというと、
昨日も記事に書かさせて頂いたとおり、
受付業務をしていた関係で、まともに客席で聴けれたのは
午後の部、トップを飾られたセブンスハードさんと
その直後、我々は自らの出演準備に客席を出てしまったので
我々のあとの愛大さんから、最後のスインギーさんまで。

従って社会人バンド３つと、学生バンド２つの計５つ。
勿論、モニターや舞台袖で他のバンドの音も
耳に入ってはきましたが、いい加減に聴いた音で
勝手に感じた事を書いては失礼なのでその感想は控えるが、
聴いた分に関して言えば、社会人は上手い！！

これも色々な人が口をそろえて仰っていましたが、
一昔前は、私たちも当然含んでの話だが、
とても聴けたものではない合奏やアドリブが有った物だが
今やすごいすごいすごすぎる！ですよ。

セブンスさんのソリスト、なんですかありゃ！プロです！
アンサンブルもカチッとしてるし、ラッパの決め音も外さない。
幹事バンドとしてお忙しい中、リードラッパのＦさんと
お話をさせて頂き、お知り合いなれたのも、
昨日の収穫でしたが、素晴らしいプレーでした！

トヨタさんもトヨタさんカラーが見事に出て、
学生バンドのやや疲れるコンテスト用の曲の
後という事も有って、とても楽しく、
リラックスして乗って聴く事が出来ました。
ラテンでは右に出るバンドありませんね。
そしてＪＯＢでご一緒いただいた人がメンバーにいただけに、
とても親近感を持って聴く事が出来ました。
今度、レアでラテンがやりたい！！、が、出来ない・・・

で、最後のスインギーさんの時の話ですが、
これまた直前が、我が母校、
愛知学院の演奏の後だったのですが、
学生さんも、それなりの音を出していたのですが、
スインギーさんの音楽が始まるや、
余りのインパクトの強さに圧倒されました。
リードラッパＴ君筆頭に、
音がしっかりしているという事も有るでしょうが、
明らかにカチッと有っているという事に
他ならないですね。これは！

隣にいたｆ－ｄ君とスインギーさんが始まったら、
会話が出来なくなったという事実。
素晴らしい迫力でした！
そして謎の中国人Ｙさんのフレックル・フェイス
ラッパフレーズピアノソロ！最高でしたょ！

なーんて勝手な感想書きつづけてすみません。
決して学生さんが悪かったというのではないです。
それ以上に社会人の皆さんの
暖かさが伝わったという事です。


あっ、うちですか・・・。どうだったんでしょ。
一曲目がいまいちとかいう評判を間接的に聴きましたが、
遠路はるばる聴きに来てくれていたキーニョ君と、
元メンバーのＩ君の完全なる身内２人「だけ」が、
「絶賛」してくれたのが救いなのか、
返ってそれが慰めに聞こえたりして寂しかったり・・。


本番の我々、レアサウンズジャズオーケストラ

ただね、とにかく、演奏後頂いたコメントは
実にありがたいお褒めの言葉ばかりでしたので、
「よし」という事にしておきましょうかね！！

来年も又この６月の第二土日で開催との事であります。
又、其々の皆さんの一年間の活動から磨かれた
素晴らしい演奏を期待して来年お会いしましょう！
お世話になった皆様、ありがとうございました。