ブラボー

先日テレビでN響を見ていた。

ドラマも最近トンと見ないし、
ニュースは常に見てはいるが、
コロナだ統一教会だ台風だ戦争だと、
明るい話題が乏しい昨今では
案外クラシック鑑賞は心が和むのだ。

そんなクラシックの声援に
「ブラボー」ってのが有る。
我々ジャズの世界でいう所の「イェイ」
(字で表すと妙にダサいが)

流石に今の時代
ブラボーもイェイも自粛の世の中だが、
このテレビでやっていたN響のコンサートは
パンフレットの裏に「ブラボー」の文字。

ご覧の通り。



その工夫はまさに「なるほど」

ただ、こんな事しなくても良い世の中に
早くなってもらいたいと願うばかりですね。


で、この日の演目の一つ「ボレロ」。

順番に取って行くそのソロが聴き応えあって
そして重なった迫力を増していくそれは、
きっとホールで聴くと「ズシン」とくる程の
そんな醍醐味が有るのであろう。

ところでそのソロのメロディーを、
トロンボーンが吹くシーンが有るのだが、
これが結構なハイトーンとお見受けした。

当然ながら一音たりとも外せない
その状況で吹き終えた奏者の安堵の表情が、
テレビ越しに伝わってきたのだ^^

　勿論、さすがにお上手である！

クラシックのコンサートは、
どうしても咳払い一つ躊躇われる所が有るので
なかなか会場へ足が向かないのが正直なところだが、
部屋で横着な格好して酒飲みながら聴く
テレビ越しのクラシックは私には最高である。