青色日誌

還暦を超え、子育てもひと段落。さて!

スピーチ

2006年11月26日 | 思うこといろいろ
本日親類の結婚式参列。
昨今は、仲人という存在は全く影を潜め、
新郎新婦の紹介などは、極めて軽やかに
プロの司会の方が進める。まぁこれが今風。

私の時なんぞ、仲人は
いわゆる『頼まれ仲人』的重鎮にお願いし、
司会者はなんとレアサウンズピアニスト
T橋君に頼んだという、無謀というか
家庭的というか、暖かみがあるというか
何というか・・そんな時代であった。
まぁそれが当たり前だった。

ただ変わらないのは双方主賓のご挨拶。
抜擢される人物は、多分それなりに
考えてこられるのだろうが、
『うまい!』と思った人に出会うことが少ない。

今日もえらそうで恐縮だが、
何となく長々と、ユーモアが今ひとつ受けず、
最後におきまりのはなむけの言葉。
親族なので、少なくともお言葉を頂き
感謝する立場ではあるが、
もう少し「切れ」の有る挨拶を望みたい。

なーんて私がその立場であったらどうするのか。。。
私であれば、試行錯誤して言葉を選び
何度も練習を重ね最後は暗唱。精一杯考え、
相手に喜ばれるスピーチをするよう心がける。
そう、どだいまだ若輩の私は
完全アドリブでは魅了するプレーなど出来ないから
要するに書き譜をして望むアドリブの如し。

スピーチとて人前で演ずる芸の一つ。
自己満足では決して無く、
聞く人のためにプレー(話し)する。
そんなミュージシャン的精神が必要な気がした
今日の披露宴であった。

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4 コメント

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ごもっとも (盛り場ミュージシャン)
2006-11-26 23:02:09
あおやき様、あいかわらずお忙しそうすね?
スピーチ、プレゼン、ソロ・・・、やはりアドリブが重要!全く同感です
でも日頃から、そういう内容やフレーズを考えているからこそ、アドリブは光る!
日頃の精進が、一番ですかね??
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Unknown ()
2006-11-27 01:24:26
本日、自分も結婚式(の仕事)だったのですが、主賓やらの長いスピーチにより、20~30分のおし。オンタイムに戻すには、演奏のカット!

「どうぞ、どうぞ」下請け業者のうちらは相変わらず立場が弱いというか言いなりというか…まあ、いいかぁ。



さらに酔っ払いの親族のおっちゃんに「テネシーワルツできるか?好きなんやわ」



「ではやっちゃおかな~♪」



と笑顔で答える自分がいる。



大人になったのかなぁ?



うう…



お題と関係ないですね。

すみません。



しゃべりはほんとに難しいですね。



自分の場合は喋らないといけないような仕事は引き受けないぐらいです。



ど~も失礼しました。

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盛り場ミュージシャンさま (あおやき)
2006-11-27 23:19:51
確かにプレゼンも同じ事が言えますねぇ。
アドリブが利くようになるためには、
何事も訓練練習精進ですね。

実は昨日は大阪でした。リーガロイヤル。
日曜の大阪は静かでした。
あげくにリーガから新大阪まで帰る時、
幹線道路が少し混んでいるからと、乗ったタクシー
よりによって新地を貫き通り去りました。
流石日曜夕方の新地は静まりかえっておりました。
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ど くん (あおやき)
2006-11-27 23:26:23
私の場合結婚式と言えば
会社関係だとスピーチで、親類友人は、素人演芸。
そう、2音不安定な!☆ネガなどを披露するのですね。
だからのんびりと披露宴を経験をしたことが
最近ほとんど無かったのですが、
昨日は完全に飲んだくれておりました。

そんな宴席に貴君のようなミュージシャンがいたら
「てねしーわるつやってちょ」って言ってるかもね。

まぁ慶事はギャラも良いから?我慢我慢。

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