2011年3月11日、
日本の記録的災害である東日本大震災は、
レアサウンズにとってゴールデンウィークの
コンサート準備真っ只中での出来事であった。
我が地区は幸い直接的災害は免れたものの、
福島原子力発電所被災による二次的被害は、
今のコロナとはまた違う恐怖を我々に与ていた。
コンサートは4月30日開催予定。
当時来日予定であったトランペット奏者は、
ある意味当然の様に来日の中止を連絡してきた。
日本は放射能の国とまで外国で言われていると
聞いた程なので致し方ないと我々は素直に納得。
ではコンサートはどうすべきかと思案したものだ。
レアの記録を遡ると三つの選択肢が記載。
・コンサートそのものを中止
・単独コンサートとして開催。
・万が一違うゲスト来日が可能なら例年通り開催。
3番目のそれは、ゲストを招聘してくださる、
プロモーター氏が残り一か月で探す事が出来たら、
という難易度が高い故可能性は低いものであった。
それ以前にこの様な時代に
コンサートなどは自粛すべきでは?と言った、
今とは違う意味で自粛と言う言葉が飛び交っていた。
日に日にその自粛と言う雰囲気は否定され、
逆に元気にならなければならないという風潮が
世の中に湧き上がってきた記憶が残る方も多かろう。
「日本を元気に」というキャッチフレーズで、
我々も自粛で委縮せず開催すると決めた記憶だ。
その直後、
可能性としては低いであろう選択肢3番目、
この事態に日本に来て下さるミュージシャンが
いらっしゃるとの報にメンバー皆驚いたものだった。
そのゲストこそ、スコット・マーティン氏。
日本に音楽で元気を届ける!との気持ちで、
来日して下さったというのには本当に頭が下がる。
何と言っても放射能の国にあえてやって来るのだから。
従い彼のサックスの音色は余計あたたかに感じた。
当時のブログの記録を遡ると、
この方が来日を決めて下さったのが3月26日とある。
プロモーター氏の仕事の速さには脱帽だったが、
アメリカで有った仕事をすべてキャンセルをして、
来日を決めた彼の決断力は今改めて凄いと感じる。
そして何よりこの方のあたたかさは、
本来来日される予定であったトランぺッターが、
用意をされた楽曲を吹きますよ。というもの。
トランぺッター用に書かれた曲の数々を、
テナーとアルトサックスを交互に吹き分けて披露。
丁度50歳を迎えていた私の節目のコンサートは、
このスコット・マーティン氏の素晴らしい音色で、
超盛り上がったのでありました。
このチラシ。
いつもの我々のチラシとは違い安っぽい^^。
それもそのはず、
デザイン依頼する時間もなく自らパワーポイントで作成。
それも今では良い思い出になりました。
この年の災害は本当に心が痛む出来事でありました。
そしてまさか今年は日本のみならず全世界での災い。
平和に音楽が出来るという事は、
どれだけあり難い事なのかという事を思い知り、
来るアフターコロナの時代には、
音楽を愛し、仲間を大切にし、
何より聴いて頂ける皆さんにさらに感謝をして
演奏活動をしなければと思った次第。
このゲスト氏、是非又日本にお出で頂きたい!
そして、
急に来日が決まったが、良ければ使ってと、
この方が持ち込んでくださった曲のひとつ、
「Black Orpheus」を又聴いてみたいのであります。
日本の記録的災害である東日本大震災は、
レアサウンズにとってゴールデンウィークの
コンサート準備真っ只中での出来事であった。
我が地区は幸い直接的災害は免れたものの、
福島原子力発電所被災による二次的被害は、
今のコロナとはまた違う恐怖を我々に与ていた。
コンサートは4月30日開催予定。
当時来日予定であったトランペット奏者は、
ある意味当然の様に来日の中止を連絡してきた。
日本は放射能の国とまで外国で言われていると
聞いた程なので致し方ないと我々は素直に納得。
ではコンサートはどうすべきかと思案したものだ。
レアの記録を遡ると三つの選択肢が記載。
・コンサートそのものを中止
・単独コンサートとして開催。
・万が一違うゲスト来日が可能なら例年通り開催。
3番目のそれは、ゲストを招聘してくださる、
プロモーター氏が残り一か月で探す事が出来たら、
という難易度が高い故可能性は低いものであった。
それ以前にこの様な時代に
コンサートなどは自粛すべきでは?と言った、
今とは違う意味で自粛と言う言葉が飛び交っていた。
日に日にその自粛と言う雰囲気は否定され、
逆に元気にならなければならないという風潮が
世の中に湧き上がってきた記憶が残る方も多かろう。
「日本を元気に」というキャッチフレーズで、
我々も自粛で委縮せず開催すると決めた記憶だ。
その直後、
可能性としては低いであろう選択肢3番目、
この事態に日本に来て下さるミュージシャンが
いらっしゃるとの報にメンバー皆驚いたものだった。
そのゲストこそ、スコット・マーティン氏。
日本に音楽で元気を届ける!との気持ちで、
来日して下さったというのには本当に頭が下がる。
何と言っても放射能の国にあえてやって来るのだから。
従い彼のサックスの音色は余計あたたかに感じた。
当時のブログの記録を遡ると、
この方が来日を決めて下さったのが3月26日とある。
プロモーター氏の仕事の速さには脱帽だったが、
アメリカで有った仕事をすべてキャンセルをして、
来日を決めた彼の決断力は今改めて凄いと感じる。
そして何よりこの方のあたたかさは、
本来来日される予定であったトランぺッターが、
用意をされた楽曲を吹きますよ。というもの。
トランぺッター用に書かれた曲の数々を、
テナーとアルトサックスを交互に吹き分けて披露。
丁度50歳を迎えていた私の節目のコンサートは、
このスコット・マーティン氏の素晴らしい音色で、
超盛り上がったのでありました。
このチラシ。
いつもの我々のチラシとは違い安っぽい^^。
それもそのはず、
デザイン依頼する時間もなく自らパワーポイントで作成。
それも今では良い思い出になりました。
この年の災害は本当に心が痛む出来事でありました。
そしてまさか今年は日本のみならず全世界での災い。
平和に音楽が出来るという事は、
どれだけあり難い事なのかという事を思い知り、
来るアフターコロナの時代には、
音楽を愛し、仲間を大切にし、
何より聴いて頂ける皆さんにさらに感謝をして
演奏活動をしなければと思った次第。
このゲスト氏、是非又日本にお出で頂きたい!
そして、
急に来日が決まったが、良ければ使ってと、
この方が持ち込んでくださった曲のひとつ、
「Black Orpheus」を又聴いてみたいのであります。
アレンジと柔らかな音色が見事にマッチしてました。
また来てもらってコロナを吹き飛ばしてもらいたいものです。
この年は休日も変更されたり、タイでは洪水もアリ、なのに
海外ツアーなど盛り沢山で、印象深い一年でした!
先日やったA time for loveがありましたね!
つい今この年のビーハッピーの録画を見てしまいましたが、
この頃はこの頃なりのまとまりがあって、
手前味噌ですがそれなりの良い演奏だったような気がします。
香港行きましたね。もう一度ぜひ行ってみたいですね!