最後

さていよいよ本日
私レアサウンズジャズオーケストラ最後の本番。

　最後まで楽しく吹きたいと思っています。

お越し頂けますお客様、
どうぞお気をつけてお越しくださいませ。



ところで、先日の水曜日、
レアサウンズジャズオーケストラの練習日であったが、
私にとっては練習最終日。

入団当初は名古屋市内のスタジオでの練習だったが、
ある時期から現在のスタジオにお世話になり始めた。

恐らく35年近く通い詰めたであろうか。
この場所が最後となるととても寂しい思いであった。



そのスタジオはこの地区では有名な
トランペット吹きの方が経営される工場の3階。

コロナ禍前は、一番乗りする事が多かったが、
コロナ後は一度自宅に戻ってから出向いていたので、
案外ギリギリに着く事が多かった私。

　最終日は再び気合を入れて一番乗りをしてみた。



誰もいない駐車場に車を止め、
楽器を持って工場の3階へとこの階段を上る。



知人の工場に、
この様なスタヂオが有るのは本当に我々には有難く、
大袈裟では無く階段一段一段を噛みしめながら上る。

　工場だけに少々急なこの階段。

同年代君達とは、この階段が上れなくなったその時が
バンド活動の限界だね、なんて言っていたけれども、
しっかりまだまだ上れる時に私のその時はやって来た。



階段を上り詰めるとスタジオの入り口。
吹奏楽の方々も練習をされるだけに中は実に広い。

余裕でビッグバンドが収まり練習が出来るここは、
バンドにとっても私にとっても貴重な場であった。



早速セッティングをして、
それぞれの椅子の上に今日のスケジュールや
役割分担などを綴った本番マニュアルを置いていく。

　コンサート毎これを繰り返してきたが、
　これも最後となると思うと........ホッとする。

　(寂しいんじゃないんかい^^)



このリードトランペットの席にも色々な思い出が。
仕事で苦しい時もここでラッパを吹いてしまうと
全てが忘れ去っていくのが不思議な場所と思えるほど。



そしてメンバー全員！が集まりゲネプロ開始。



みんなにわがままをお願いして
「私寄り」の選曲にも快諾を頂いたのは感謝。
とりあえず練習上完走できることを確認いたしました。

　(あくまでも練習上でありますけどね^^)

そして練習が終る。

毎回練習の度に
私が連絡事項を取りまとめ、練習を締めていたので、
今回もコンサートの注意事項などお願いをした後、

　41年間本当に皆さんありがとうございました。

と、メンバーに対しての心からのお礼。

本日はお客様に対してお礼を申し上げる日なので、
この日に皆さんにはお礼を申し上げたつもりであります。



そしてメンバーの一人が、折角ならば、
私の最後の練習の記念写真を撮ろうと言って下さり、



私にとっては本当に思い出の写真となりました。
この素晴らしいメンバーと共に本日お届けていたします！


どうぞよろしくお願い致します！