青色日誌

還暦を超え、子育てもひと段落。さて!

挨拶

2016年03月10日 | 思うこといろいろ
今日通夜式に参列した。


私が三十半ば、青年会議所の時代、
入会直後自動配属の委員会副委員長の方・・
と言っても分り難いが、要するに、
私が入会した時に大変お世話になった
そのご本人がお亡くなりになられた。

五十代後半、
今まで一生懸命仕事をしてきて、
さてこれからだ!と言う時の突然死。
お気の毒という以外の言葉が思い浮かばない。


非常に明るく温和な人柄は、
全く途絶える事の無い長蛇の弔問客に表れ、
お焼香台がかなり有ったのにもかかわらず、
実に一時間近くも焼香の時間に費やされた。

そして最後、喪主の挨拶となった。

喪主は三人兄弟のご長男二十代半ばの青年。
通り一遍のお礼の挨拶かと思いきや、
紙に書かれたそれを読み上げ始めたのだ。

三分ほどにも及んだであろうか。

それは、
父を思う息子の最後の父親孝行なのであろう。

こういう時の言葉としては
妥当性を書くかも知れないが、
余りにも見事で素晴らしかったのである。

こんな思いにさせられたお通夜も珍しい。

心よりご冥福お祈り申し上げると同時に、
残されたご家族が少しでも早く普段の生活に
戻られることを祈るばかりである。
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