回遊魚

土曜日はたいてい昼をめがけて水泳。
仕事の後とは違って気分も穏やか。
しかし週末のプールは混雑するのだ。

最近は完全に夕食時のスポット狙い。
みなさんが晩酌夕食をしておられよう
１９時時～２０時以降に泳ぐのだが、
これがそこそこ空いていて泳ぎやすい。

ところが今日は一コースに５・６人。
想像していただきたいのだが、
一コース４人だと、プールサイドに
２人は止まる事が出来るが、
５人だと、誰かが必ず泳ぐ必要がある。
(もちろん３人止まってもいいけど狭い)

従って５人以上泳いでいると何となく
忙しなく泳がないといけない雰囲気になる。
当然私同様止まる事無く泳ぎ続ける人も多いが、
やはりすれ違いが多く気も遣う。

で、本日の私のコース男５人。
すれ違うたびに苦笑だったのだが
私同様の体系のまさにメタボなおじさん。

５人のメタボが一コースにひしめき合う
まさにメタボレースの状況となった。

ところがこの５人、私も含め皆止まらない。

ほぼ均等で泳ぐのだが、前が空くと
クロールで追い詰め、渋滞では平泳ぎ。
こうなってくると意地でも止まりたくなく
まさに回遊魚の群れ状態なのだ！

少なくとも５００メートルは団子状態。
見ていたであろう監視員の方々も、
両プールサイドに立って大丈夫？という表情。

すると６００ｍごろ一人脱落。
以外にもすれ違いざまに見た限り、
一番おなかの出ていないメタボ１号君。

不思議なもので１人欠けると２人目が・・。
明らかにむきになって泳いでいたであろうと推察。
そこそこおなかの出たメタボ２号君脱落。
私は一体何を見て泳いでいたのだろうか？？

そして、９００ｍあたりで一人脱落。
脱落というと何となくその人が悪いみたいだが、
スタートは当然均等でなかったので、
彼にしてみたところの目標を泳ぎ終えた、
といった感じでメタボ３号君コースアウト。

そしてとうとう一騎打ちの様相。
確か私より彼４号君の方が遅く入ってきたので
私が１０００ｍに先に到達するはず。
こうなると、私の目標値１０００過ぎても
止まりたくない。。。。頑固。

で、
１１００ｍのところで相方メタボ４号停止。
泳ぎながら一人ガッツポーズの私！
結局１２００ｍを泳ぎ終え私メタボ５号
無事２００ｍ余分でコースアウトしたのでした。

うーん、たかが親父が５人泳いでいただけの事、
ここまでお付き合いいただき恐縮！