青色日誌

還暦を超え、子育てもひと段落。さて!

喪服

2018年04月12日 | 思うこといろいろ
昨夕、伯父が他界した。

以前時々ご紹介してきたが、
我が母親の実家であるこの↓寺の住職。



私は子供の頃このお寺によく泊まり
とても可愛がって頂いた方であるだけに
大きな喪失感を今味わっている所です。


昨年春は父方の叔父を失い、
何より昨年秋には父親を失ったばかり。
身内で喪服を着る機会が多いのは、
やはり寂しい事であります。

この時の記事に書いた通り、
この方の父、私の祖父が亡くなってから
実に半世紀、50年もの歳月の間、
このお寺の住職を勤め上げてこられたのは、
たかが10年社長をやっているだけの私には、
比較にならぬほどのご苦労であったろう。


実は10日程前、容態が良くないとの知らせに、
老いた母に代わって私見舞いに伺っていた。

父の時と同様、容態のよろしくない伯父も
ナースセンターの真ん前の病室が宛がわれ、
面会はかなり制限がされていたのだけれども、
家族の許可を得て見舞に来たと告げると、
看護師さんが部屋に通してくれた。

耳が遠いのも手伝い反応はほぼ皆無。
ただ看護師さんが呼びかけて下さったら、
ほんの僅かながら目を覚まして下さった。
そして私が自分の名を大きな声で名乗ってみると、
なんと、大きく目を開いて手を動かし・・・。

看護師さん曰く、こんな反応久しぶり。
まだまだ生きてくれる、と、その時思った。

97歳、大往生と必ず人は言う。

職業的にも人間的にも何より生きた年月をも、
身内を褒めて恐縮であるが立派な人生の終焉。
ただ、だから良しとする様なこのひと言で
片付けたくない思いが私の心の何処かに潜む。

寺の住職の葬儀会場はもちろんこの寺院。



セレモニーとしては大きな物であるらしく、
日曜日通夜月曜日葬儀と言う日取りとなった。

心から感謝をし手を合わせてきたいと思う。



個人的なブログにてこの様な記事ご容赦下さい。
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