青色日誌

還暦を超え、子育てもひと段落。さて!

古巣

2024年06月18日 | ジャズだ。ビッグバンドだ
先の週末、15・16日に開催された
ビーハッピージャズフェスティバル2024に
なんとも初めて「客」として伺ってきた。

長年古巣レアサウンズに所属し、
何と言っても私の兄のように慕っていた、
西川政夫氏が創り上げたこのイベントには、
レアサウンズ在籍時代参加し続けていただけに
とても思い入れは強く、毎年の足跡がここにも
blog始めて以来17記事も残っている!

 ちなみに昨年はこれ

やはり音楽でつながる仲間は有難いものだ。

会場に入るや若手のラッパ吹き君に出会い、
受付でもお知り合いのバンドの方々から、

 「あ、今日はお客さんですね^^」と。

最後会場を後にするまで大袈裟では全くなく
10歩歩くと知り合いの方に出くわす幸せ。

本当にこの愛知社会人ビッグバンド連盟で知り合えた
音楽仲間は私の人生の大切な方々ばかりなのです。


 そろそろ古巣
 レアサウンズジャズオーケストラがエントリー。

満員の一階席を避け、二階席に僅かに残る空席で
元仲間のメンバーのオンステージを待つ。

その間、以前のメンバーメールリストに、

 二階席で応援しています。
 皆さん頑張ってください!

と、ついつい心からの激励!メールを送ると、
ステージに立った元仲間の多くの面々が、
なにやら二階席を眺めている。

後で聞いたが、私を探してくださっていたとか。
私も手を振ったんだけど、客席周りの人に、

 なに、このおっさん?

と、思われそうだったので手を引っ込めたが、
ステージから二階席の人は認識できないんだという、
客になってはじめてわかった出来事が新鮮なほど^^

 そして演奏が始まる。



 上手い!

客観的に聞き本当にそう思うのだが、
在籍中にしきりに注意申し上げていた欠点は、
やはり克服できていない部分もあったりして^^

ただ、それはそれで他の観客には余り分からず、
かえって一人ほくそ笑んでしまう出来事。

 特に...わらえよ。

そしてその演奏の出来は演奏終了後
講評頂くの内堀さんから絶賛のコメント頂いた通り。

私はこのバンドのリーダーだったんだと思うと、
誇らしい気持ちになる演奏でありました。

 ちなみにその講評が嬉しく、
 長年レアサウンズ代表としてお世話になった挨拶を兼ね
 翌日お礼のmessageさせて頂きましたょ。


ところで上の写真にあるソリストは
イベントのゲストプレーヤーとしてお招きした
トランぺッターの宮本さん。

恐れ多くもこの時私隣で演奏した事ありますが、
本当に美しくも分厚い魅力的な音に加えて
ある時は火の出るようなフレーズを
そして時に実に滑らかで柔らかな音を奏でられるそれは、
本当にお客様を魅了していましたね。

 この時の感想と全くおんなじです

加えて何より、ソロマイクの使い方も参考になりました。

 写真の位置は完全にマイクを外している。

それなのにあの広い会場一杯に彼の音は響き渡る。
自分の音がどこまでたどり着くのかというのを
計算されながら吹いているのかと思うとやはりすごい。

常々セクションマイク使いにうるさい私。
ソロマイクのこの使い方にはさすがだな~って思い。

 飾りじゃないのよマイクは、はっは~♪

ってね。。。。失礼。

ところで、

 古巣の音楽を果たしてどんな思いで聞くのか。
 少なくとも辞めた直後は聞きたくないのか。

この1カ月半、色々な思いが交錯していたのですが、
結論としては、今度はファンになったという思い。

 そう、やはり退団の際申し上げた通り、
 このバンドが60年70年そして年100続く様、
 若者のますますの活躍を期待し応援していきます!

愛知県社会人ビッグバンド連盟の皆さん、
大変お疲れさまでした。

  またみんないっしょに飲んでね。
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