青色日誌

還暦を超え、子育てもひと段落。さて!

雪山

2022年11月28日 | ジャズだ。ビッグバンドだ
以前9年もの間毎年連続で
レアサウンズにて演奏に伺っていた高山。

そのお世話になった当地のビッグバンド、
高山スイングエコーさんのコンサートを聴きに
昨日伺ってきました。

私自身このバンドで
演奏させて頂いた事も幾度かあったので、
メンバーの方々とは親しくさせて頂く間柄。

久し振りの高山訪問は
そんな懐かしい方々との再会ともなりました。

本来はコロナさえなければ、
2020年5月にレアサウンズとの
いわゆる「対バン」を高山でする予定でしたが、
残念ながら当然の様に当時は出来ず「延期」。

実にこの様な ↓ ポスターまで出来ていた訳で、
このコンサートの復活の約束も兼ねて、
今回は訪問した次第でもありました。



その後、こうなりまして....



毎回このバンドの事に触れる度書きますが、
我々レアサウンズには無いどこかアットホームで、
それでいてしっかりとお客様を引き付ける
実力伴う演奏は相変わらず健在。





そんな演奏見学ミニ旅行記をここから始めます^^


朝9時半、我が家に集まったのはH君とN君。
N君にハンドル預け偉そうに私は後部座席に
ふんぞり返りこのミニ旅行が始まった。

前の晩、息子と夜遅くまで酒盛りをした為、
何となく目覚めにアルコールがまだ残っている様な
気がしたために結果的にふんぞりかえった次第^^

しかし11月の末だというのに暖かい。
このコンサートの話を聞いた時、
高山に11月末に行くとなると心配なのは雪。
タイヤを交換して行かないといけないかなと
思っていたぐらいだったがその心配は全く無し。

渋滞の名所一宮も難なく通過し
下らない(^^♪音楽談議に花を咲かせて高速北上。

やはり音楽仲間と何処かへ行くというのは楽しい。
是非上のポスターのコンサートを実現しなければと
そんな強い思いとなったのでした。

定番のSAひるがの高原到着。



突き抜けるような青空なのだが、

 寒い!

やはり標高1000メートルをなめてはいけない。
青空と気温のギャップを感じながら
遠くに見えた「雪山」に何となくちょっと感動。



ただ今回のタイトル「雪山」は
こんな程度の(^^♪話では無いのであった。。


ほどよい休憩時間を取って再出発。
ちなみにこのひるがの高原サービスエリアは、
混雑で有名だったけれども駐車場が拡張。
東海北陸道そのものも四車線化されていた等、
コロナの間に風景も変わっていたのでした。

さて高山目前。

トンネルを出ると雪国....では無く、
目の前に現れたのは雄大な雪山の連山!。
つい三人ともおーーーと声を出す。



以前幾度も来たはずの高山なのに、
こんな雄大で天気に恵まれ美しい山々を見るのは
私も乗っていた仲間も初めてだと口々。

まぁ思いおこせば雪山のシーズンに
高山に来た事は余りなかったという事と、
ここに来た時は音楽しているか酒飲んでいるか
どちらかしかなかったので景色を見る間もなく。。

ただ「雪山」の話題はまだ続く。


高山に入ってすぐの道の駅で昼食。
ここで私大失態をやらかす。。。

綺麗なレストランが併設されていて、
以前も入った記憶が有ったので迷わず入店。
店に入るなり漂う飛騨牛の焼き肉の匂い。
そして着席しメニューの飛騨牛を見るなり私、

 「あ、あの店に行けばよかったなぁ」

同行仲間も当然あの店で分かるその店とは
9年間通ったジャズフェスティバルの時に、
メンバーで飛騨牛を美味しく頂いたあの店の事。

しかし「あ、あの店に行けばよかった」と言った
その時は見事に店員さんお水を運んでいたその時。。

 店員さん、苦笑いの大失態。

 まぁ二人に突っ込まれる突っ込まれる。。



ほうば味噌と飛騨牛の焼き肉セット、
実に美味しかったので是非高山に行かれたらどうぞ!

 と、罪滅ぼしの宣伝。。

場所はここです。(雪山付き)




さて会場に向かいます。
会場は「飛騨・世界生活文化センター」。

この会場実に素晴らしい施設だったのです。





高山の駅から西南へ少し山を上った所に
雄大に立つこの施設の概要はこちら参照

そこに100人程入るこんな素敵なステージが。



これを見学している時、
食事を終えたメンバーの方が続々と戻ってこられ、
やがて三年ぶりの再会に「懐かしいねー」と。

先述の通り私も何度かここのメンバーとして
演奏をさせて頂いたので知る人ばかり。
コロナで途絶えていたその時間が一気に溶けた様。
激励をして....

 ....さて、時間が余る。大いに余る^^

そうなんです。私時間間違えてまして早く着き過ぎ。

という事で、この会場に来る途中に有った、
リスやウサギと遊べる公園と昆虫館...みたいな施設に
いい年のおっさん三人で行ってみた。

 が、



とても入る勇気は無く逆もどり。
とりあえず会場で時間をつぶそうと思いふと、

 この高台の会場であれば雪山は見えないかなぁ。

始めに会場に着いた時には、
高台にありながら雄大な雪山は拝む事が出来ず、

 ただ思うに、

この巨大な施設の反対側に多分山々が有る
 
 はず。

と思い込んでいた我々は丁度近くにいらっしゃった
守衛室の警備員さんに尋ねた。

 「この建物の向こうに乗鞍とか見えませんかね」

何となくほっこりとした警備員さん微笑みながら

 「見えないと思うよ」。と。

個人的には「思うよ」が気になりながら、
警備員さんを疑う訳では無いのだけれど、
時間も有る事なのでと施設を探検する事にした三人。

....疑ってる

すると、



 見えるじゃん!





 それに、

 展望台まであるじゃん!






SINGSINGSINGから始る!


ほぼ生音を正面から受け止める。
ロビーでメンバーと談笑した時に
口々に練習不足でと言い訳(^^♪しておられたが、
なにかなにが!

全員吸い込まれる様に聴き入る。

曲間のМCはコンサートマスター、リチャード氏。
相変わらず楽しい流れを創り出すこの人の語りは、
ただ曲と曲の間の橋渡しだけでは無いと感じる。

 手前味噌ながら我がレアサウンズのМC君も
 地下鉄車掌時代(今は出世^^)の声の張りと
 持ち前の雑学知識を武器に曲間を繋げてくれるが、
 アマチュアだからこそこういったМCって
 ある意味重要なんじゃないかなって常々思う私。

会場の造りも相まって、
ブラスと音が実に心地よく響いていたのは印象的。
以前はリードのAちゃん一人しかいなかったラッパ隊も
昨日は4番までしっかり揃ってリードの迫力も抜群。
加えてN君ラッパの音程が揃っていたと感心してしきり。

そしてこの人のボーカルがこのバンドの特長。



つい引き込まれていく魅力が有りましたょ。

選曲もこのバンドらしい楽しさが。
このプログラムのまま私も吹きたいと思う位だが、
後半に向かってかなりきつそうだったので絶対ばてそ^^

その後半はこんな衣装。



我々もそろそろ衣装を考えなければね。

あっという間に二部構成のコンサート終了。
明らかに演奏に吸い込まれていた証拠ですね。


帰り際三人で

 このバンドって我々と何が違うんでしょうね。

と色々考えて出てきた答が、

 「素直な気持ち」^^


まぁこれは我々にしかわからない結論ですが、
また一つ、自分のやる気にも火をつけて頂いた
そんなコンサートだったように思いました。



当然帰りも雪の心配無く快走。
流石に私がハンドルを握りましたよ。

西日に映える雪山を背にしながらの帰宅。
夕方の高山はキリッとしたしっかり冬の準備が整う
そんな空気が流れていました。

演奏者の皆様お疲れさまでした。


最後の写真は守衛小屋(^^♪



警備員さん。雪山見えたよ!
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