突き抜けるような青空。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/86/0e5860747c8d4f5ace632dd151ca6e8d.jpg)
昨日の会場ロビーから見た外の景色。
正にこれを書いている今の私の気分。
本当に有難いひと時を過ごす事が出来た
昨日のレアサウンズの秋のコンサート。
今回もまた演奏記録を残します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/af/a14a5bb0d84d4977fda5e5c3f86af268.jpg)
ここの所連続で利用させて頂くここ、
今池駅から直結で来る事が出来る
ガスビルの中にある今池ガスホール。
大変綺麗なホールで気持ちが良い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/60/c3d5f76c7b057f40de73ad146f522f81.jpg)
この座席がほぼ「満席」になる予定なのは、
去年のその不安とは全く違う心の持ち様。
チケット買って下さったお客様に感謝し、
メンバーの販売努力に敬意を表したい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/b9/49a7e336246759d6b22f65bd77a5a83c.jpg)
毎度受付班と舞台班に分かれ作業するが
↑は家庭的な雰囲気^^の中作業する受付班。
舞台班は、音響さんが持ってこられた
新しいマイクに(私含め)やたら喜ぶのであった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/7c/244c1bd3624dab25c628a0e152c8ef5d.jpg)
フレキシブルなそれは、
我々金管楽器にも提供されてこの通り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/70/fc24173479bb43f93cd90a539fa1f613.jpg)
スピーカーもアンプもマイクも、
確実に進化を遂げていると感じるが、
果して我々は進化を遂げているのであろうか^^;
さてリハーサル。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/9f/a0b14f9bedb7349a1db7856f6c8300a9.jpg)
このロケーションの中「満席」の図を想像すると、
やはり自ずと気分が高鳴ると言うものである。
今回は訳あってトランペットとトロンボーン、
ドラムに「特別参加」と言う名の助っ人を依頼。
その中トランペットとドラムには我が大先輩、
挨拶でお話しした通り、雲の上の存在の方と、
そのまた雲の上の宇宙の様な存在の方にお願いした。
こういう方々とレアサウンズで共に演奏するとは、
今迄想像もしなかったけれども、さすがである!
リハまでに完璧に帳尻を合わせて臨んで下さった。
ゲスト到着!
初めてのゲストの方はやはり緊張する。
こいつはどんな音を出すんだと試されている、
そんな気分にどうしても陥ってしまうし、
事実そう聞いているのは間違いない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/85/4ce792b379b526527f6de3cfb425fcec.jpg)
めっちゃいい人!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/06/045d9f640a5b056ed1057c8f39703e59.jpg)
おそらくメンバー誰しもがそう思ったであろう。
色々なゲストの方とご一緒させて頂いているが、
明らかにこの方は陽気であり、何より若い34歳!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/b9/418955b3d7f9a77f8808e152c55b8132.jpg)
打ち合わせ中もこんな調子におどけてみせる。
ただ一度マウスピースを口にするとさすがのプロ。
しびれる音色がステージいっぱいに広がるのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/2d/4deca601e9749156dbd15ee79bf2af7a.jpg)
リハーサルも「無事」終了し恒例の記念撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/83/a9ab3fdc010d3336114b502092e44580.jpg)
この時の表情がリハの様子を物語るというのは、
毎回思う事だが今回は実に穏やかで笑顔が多い。
そしてその後急きょ開催されたのが、
マイク・ロチャ氏によるプランジャーミュート講座。
彼曰く、
「失われた技術(the lost art)」と呼ぶ
このミュートの使い方は実に難しいのだが
彼の手にかかるとトランペットの音色とは思えぬ
色々な音が表現されるのには驚く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/b3/b1c8613f3eefdb7432b3526910133fc3.jpg)
これはゲストを紹介するコーナーでも演じられ、
きっとお客様もその音色に驚かれたのでは?
ラッパ吹きの私には良い勉強となり、
実にテンポよく本番を迎える準備は整いました!
開演2時間前、開場1時間前の4時、
既にお客様がお出で下さっているのには驚く。
チケットはそれなりに売れているとはいう物の、
いざ開けてみたら少なかったという事も
完全には否定出来るものでは無いため、
こういう有難いお客様を見ると非常に嬉しい。
春一回のみのコンサートをしている頃は、
お客様に並んで頂くような事も時々あったが、
今回の売行きは、その頃の様に開場前に列ができる。
本当にありがたい事です!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/4f/b08d3ba007e9d62e5dedd41f1636bac3.jpg)
開演!
今回のコンサート開催するまでに、
本当にいろいろいろいろいろいろ有った。
それだけに選曲もいろいろいろいろな思いの中、
この曲でスタートして結果的に正解。
アンケートで良い曲に多くのお客様が記された。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/85/00db8f52a8bcdf6d9a33508da1bfbc67.jpg)
ここから見ても一席の余裕も見られない。
本当にありがたい「満席」の中で演奏が続いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/f6/e60291b99b71aa8e54abf77b0460023c.jpg)
先に紹介した雲の上の存在的先輩。
アドリブは抜群の歌心で観客のみならず、
後ろで聞く我々メンバーも魅了。
こうして肩を並べて吹いたのは
以前も書いた通り、実に40年振りの事。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/a4/aefdd8dbe8eb556acacbe9ec2034fb1a.jpg)
本当にありがとうございました。
そしてバテる事無く一部最後の曲に。
今回はコソ練を重ねただけの事は有ったのかも。
リハでもかなり吹き込んだにもかかわらず、
一部最後の曲まで来ても全く平気な状態。
その曲ではもう一人の先輩。
雲の上の雲の上の宇宙の様な存在の人。
とはいえこの方とは毎週JOBでご一緒するが、
レアサウンズでのステージは正にレアな図。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/9a/38648d99fd983faec2980e6f457e6b1d.jpg)
しっかりソロも取って頂きました。
こちらも大変ありがとうございました!
第一部から、いつもに無い、
どこか温かな会場の雰囲気に乗せられたのか、
珍しくほんの少し予定より時間オーバー。
10分押しで第二部の開演となりました。
ゲスト、マイク・ロチャ、
いきなりのソロでプランジャーミュートを使う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/a3/c69a06b8f4877de9488f449f1620f84b.jpg)
迫力を感じる音が客席に降り注ぐ。
本当にそんな表現がぴったりくる感じだ。
彼が入っただけでバンドが明るくなった。
アンケートにそんな表現を複数寄せて下さったが
↓こういうアクションがそう感じさせている様に感じる、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/88/c57207adad719c1e1d13e202a1b6703a.jpg)
そして、時に身体全体を使い音を作り上げる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/a7/ed63b0fba6790a4cfe4f8d3736e6810d.jpg)
こんな感じだ。
彼に指揮をされると皆一斉にそれに従う。
我々を集中させる彼の動きは正に
「音を操る」と言って良い動きだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/ec/f7a5210ad045e700742180eaac1655e8.jpg)
その動きは、やっている我々にも気持ち良く、
そして一体になって音楽をしていると実感する。
そして意表をついたこれ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/88/5f6fefa83ebf60a1211fce06e07b5eab.jpg)
歌うマイク・ロチャ!
この曲アンケートで良い曲堂々の第一位(だと思う)。
「言い出しかねて」という邦題のスタンダード。
トランペットを吹いた後にマイクに持ち変える。
マイクがマイクを持って歌うと言うダジャレは、
マイクにも通じたと言うどうでも良い話^^。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/ff/505360d5f9e7e56502e814304d20b20a.jpg)
この本番記録シリーズで良く書く事だが
ゲスト不在の練習時と、ゲストが入った時とで、
変貌遂げる曲は度々あるけれどもこれは正にその一曲。
ゲストがいない時は今一歩冴えなかったが本番は、
お客様の反応通りの曲に仕上がった様で有りました。
陽気で紳士な若者と言う言葉がはまるゲスト。
途中のゲスト紹介でも通訳君の話を聞いてにこやかに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/94/b89031b05722e5e12b7bba1ba16464ac.jpg)
そして大きなアクションで自らの気持ちを伝える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/30/8c547316bac9f8e6044787a91108bf09.jpg)
ここへ来てずっと本番を楽しんでいる自分に気が付く。
本番記録ではよくこの辺りでバテたとか、
難解な曲に緊張したとかいう事をよく書いて来たけれども、
今回は全くそういう気持ちに不思議とならない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/d3/259c551f61939d3772d0377cc4854140.jpg)
終始とても温かな雰囲気に包まれた中で、
確実にステージを楽しんでいる自分に気が付く。
そしてラスト前の一曲は特別我々からの依頼曲。
時に触れてきたが今年は創設リーダー没後10年の節目。
2008年に亡くなられた訳だがその2年前の2006年春、
闘病中だった彼に捧げるとしてウエインバージェロンという
今や世界一のリードトランぺッターが吹いて下さった曲を、
彼を偲んで吹いてもらう事をお願いしていたのだ。
これが大正解!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/6e/46b580df8b05f1bff1e4ae764797f194.jpg)
余りに美しいフリューゲルの音色は、
客席全ての人をくぎ付けにしたと言っても過言では無く、
流れるアドリブに、私全てを忘れ聞き惚れてしまう程。
プロモーター氏もこの企画は最高と仰ってくれたが、
天国の西川さんにも届いたのではないかと思いたいのだ。
ラストの曲からアンコールへ、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/95/194a90510db687fb430d76a6fb3f0ca1.jpg)
トロンボーンの向きが横を向き、
サックス隊が何か持っているこの構図。
実は何年か振りに「振付」をしてみたのです。
トランペットも勿論右に左にラッパを振って!
リハでこれを見たマイク大喜び!
一気に彼との距離が縮まったのも
この曲のリハをした直後からだった様にさえ思う。
時にはこういう事も有りだな!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/5d/d6f7875ab2b34ac227fe08ca871bb766.jpg)
有難いアンコールの拍手。
ご覧の様に手を上げて拍手下さる方多数。
我々にとって最高の時間と言っても良く、
ラスト曲を吹き切ってもバテなかった事が、
確実に音を楽しんでいたと言う証拠。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/ef/49e59237a02107ec2c7a0230386c143e.jpg)
そしてこの動きが定番のテーマ曲を最後に終演。
両先輩と真っ先握手をしたのでありました。
乾杯!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/87/894176383d2a19894cb6c539a9610149.jpg)
この表情でこの場の雰囲気がどうかはお分かりであろう。
公私ともに本当に色々あった今年の秋のコンサート。
無事に乾杯までこぎつけた安堵感は今迄に無いものが。
メンバーと語り合うこのひと時は何ものにもかえ難く、
そしてコンサート挨拶でお話しさせて頂いた通り、
技術では無く人間性重視のバンドと言う意味を、
自らが実感していた様な気がするのであります。
ところでマイク氏、酒が強い!めちゃんこ強い!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/83/435d47217b5ce44a1378a4487468943f.jpg)
ボビー・シュー氏も愛してやまなかった濁り酒!
高山の師匠が差し入れて下さったこれをぐいぐい!
「どえりゃーうみゃー」
という名古屋弁を、デビル氏必死に^^教え込み、
濁り酒呑んでは「どえりゃーうみゃー」と連呼!
大騒ぎの正にジャングルパーティーとなったのです。
師匠ごちそうさまでした!
勿論一人一言コーナーの締めはゲスト。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/ef/346159379db4c5c09e666ad9cbc8b56a.jpg)
ここでも手振り身振りでメッセージを伝えてくれます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/73/3143f88aff136a0711799df258dea92c.jpg)
残念ながらここには書く事は出来ないが、
今回は特に私には彼から超嬉しい一言も頂き、
正に宙に舞うような気持ちにさせて頂いた次第。
こんな機会を頂いた皆様に大感謝です!
そして最後は恒例の一ぴょん締め。
西海岸で有名になったと言うジャングルパーティーは、
非常に楽しい時間を過ごしお開きとなりました。
この公演で36回も数えた事になる
我々レアサウンズの海外からゲストを招くコンサート。
繰り返しになるが色々本当に辛い思いをしながら、
本当に出来るのか?と言う気持ちに阻まれながらの
コンサートでありましたがこうして無事終了。
そしていつになく好評であったのが有難い限り。
苦労した分の喜びは確実に次への活力となりました。
ステージを提供下さった会場スタッフの方々、
我々の実力以上の音を届けてくれた音響さん、
この様な機会を下さる同名のプロモーター氏、
受付を手伝って下さったスタッフのみなさん、
助けて下さった若者君と二人の偉大な大先輩、
勿論私の仲間、レアサウンズのメンバー諸氏、
そして何より客席を「満席」にして下さったお客様、
本当にありがとうございました!
・・・・・そして濁り酒は、無くなりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/cf/97a9610a73b7a57a968af0907b79e1a5.jpg)
来年は4月27日!エリック・マリエンサル氏を招きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/86/0e5860747c8d4f5ace632dd151ca6e8d.jpg)
昨日の会場ロビーから見た外の景色。
正にこれを書いている今の私の気分。
本当に有難いひと時を過ごす事が出来た
昨日のレアサウンズの秋のコンサート。
今回もまた演奏記録を残します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/af/a14a5bb0d84d4977fda5e5c3f86af268.jpg)
ここの所連続で利用させて頂くここ、
今池駅から直結で来る事が出来る
ガスビルの中にある今池ガスホール。
大変綺麗なホールで気持ちが良い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/60/c3d5f76c7b057f40de73ad146f522f81.jpg)
この座席がほぼ「満席」になる予定なのは、
去年のその不安とは全く違う心の持ち様。
チケット買って下さったお客様に感謝し、
メンバーの販売努力に敬意を表したい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/b9/49a7e336246759d6b22f65bd77a5a83c.jpg)
毎度受付班と舞台班に分かれ作業するが
↑は家庭的な雰囲気^^の中作業する受付班。
舞台班は、音響さんが持ってこられた
新しいマイクに(私含め)やたら喜ぶのであった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/7c/244c1bd3624dab25c628a0e152c8ef5d.jpg)
フレキシブルなそれは、
我々金管楽器にも提供されてこの通り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/70/fc24173479bb43f93cd90a539fa1f613.jpg)
スピーカーもアンプもマイクも、
確実に進化を遂げていると感じるが、
果して我々は進化を遂げているのであろうか^^;
さてリハーサル。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/9f/a0b14f9bedb7349a1db7856f6c8300a9.jpg)
このロケーションの中「満席」の図を想像すると、
やはり自ずと気分が高鳴ると言うものである。
今回は訳あってトランペットとトロンボーン、
ドラムに「特別参加」と言う名の助っ人を依頼。
その中トランペットとドラムには我が大先輩、
挨拶でお話しした通り、雲の上の存在の方と、
そのまた雲の上の宇宙の様な存在の方にお願いした。
こういう方々とレアサウンズで共に演奏するとは、
今迄想像もしなかったけれども、さすがである!
リハまでに完璧に帳尻を合わせて臨んで下さった。
ゲスト到着!
初めてのゲストの方はやはり緊張する。
こいつはどんな音を出すんだと試されている、
そんな気分にどうしても陥ってしまうし、
事実そう聞いているのは間違いない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/85/4ce792b379b526527f6de3cfb425fcec.jpg)
めっちゃいい人!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/06/045d9f640a5b056ed1057c8f39703e59.jpg)
おそらくメンバー誰しもがそう思ったであろう。
色々なゲストの方とご一緒させて頂いているが、
明らかにこの方は陽気であり、何より若い34歳!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/b9/418955b3d7f9a77f8808e152c55b8132.jpg)
打ち合わせ中もこんな調子におどけてみせる。
ただ一度マウスピースを口にするとさすがのプロ。
しびれる音色がステージいっぱいに広がるのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/2d/4deca601e9749156dbd15ee79bf2af7a.jpg)
リハーサルも「無事」終了し恒例の記念撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/83/a9ab3fdc010d3336114b502092e44580.jpg)
この時の表情がリハの様子を物語るというのは、
毎回思う事だが今回は実に穏やかで笑顔が多い。
そしてその後急きょ開催されたのが、
マイク・ロチャ氏によるプランジャーミュート講座。
彼曰く、
「失われた技術(the lost art)」と呼ぶ
このミュートの使い方は実に難しいのだが
彼の手にかかるとトランペットの音色とは思えぬ
色々な音が表現されるのには驚く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/b3/b1c8613f3eefdb7432b3526910133fc3.jpg)
これはゲストを紹介するコーナーでも演じられ、
きっとお客様もその音色に驚かれたのでは?
ラッパ吹きの私には良い勉強となり、
実にテンポよく本番を迎える準備は整いました!
開演2時間前、開場1時間前の4時、
既にお客様がお出で下さっているのには驚く。
チケットはそれなりに売れているとはいう物の、
いざ開けてみたら少なかったという事も
完全には否定出来るものでは無いため、
こういう有難いお客様を見ると非常に嬉しい。
春一回のみのコンサートをしている頃は、
お客様に並んで頂くような事も時々あったが、
今回の売行きは、その頃の様に開場前に列ができる。
本当にありがたい事です!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/4f/b08d3ba007e9d62e5dedd41f1636bac3.jpg)
開演!
今回のコンサート開催するまでに、
本当にいろいろいろいろいろいろ有った。
それだけに選曲もいろいろいろいろな思いの中、
この曲でスタートして結果的に正解。
アンケートで良い曲に多くのお客様が記された。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/85/00db8f52a8bcdf6d9a33508da1bfbc67.jpg)
ここから見ても一席の余裕も見られない。
本当にありがたい「満席」の中で演奏が続いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/f6/e60291b99b71aa8e54abf77b0460023c.jpg)
先に紹介した雲の上の存在的先輩。
アドリブは抜群の歌心で観客のみならず、
後ろで聞く我々メンバーも魅了。
こうして肩を並べて吹いたのは
以前も書いた通り、実に40年振りの事。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/a4/aefdd8dbe8eb556acacbe9ec2034fb1a.jpg)
本当にありがとうございました。
そしてバテる事無く一部最後の曲に。
今回はコソ練を重ねただけの事は有ったのかも。
リハでもかなり吹き込んだにもかかわらず、
一部最後の曲まで来ても全く平気な状態。
その曲ではもう一人の先輩。
雲の上の雲の上の宇宙の様な存在の人。
とはいえこの方とは毎週JOBでご一緒するが、
レアサウンズでのステージは正にレアな図。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/9a/38648d99fd983faec2980e6f457e6b1d.jpg)
しっかりソロも取って頂きました。
こちらも大変ありがとうございました!
第一部から、いつもに無い、
どこか温かな会場の雰囲気に乗せられたのか、
珍しくほんの少し予定より時間オーバー。
10分押しで第二部の開演となりました。
ゲスト、マイク・ロチャ、
いきなりのソロでプランジャーミュートを使う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/a3/c69a06b8f4877de9488f449f1620f84b.jpg)
迫力を感じる音が客席に降り注ぐ。
本当にそんな表現がぴったりくる感じだ。
彼が入っただけでバンドが明るくなった。
アンケートにそんな表現を複数寄せて下さったが
↓こういうアクションがそう感じさせている様に感じる、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/88/c57207adad719c1e1d13e202a1b6703a.jpg)
そして、時に身体全体を使い音を作り上げる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/a7/ed63b0fba6790a4cfe4f8d3736e6810d.jpg)
こんな感じだ。
彼に指揮をされると皆一斉にそれに従う。
我々を集中させる彼の動きは正に
「音を操る」と言って良い動きだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/ec/f7a5210ad045e700742180eaac1655e8.jpg)
その動きは、やっている我々にも気持ち良く、
そして一体になって音楽をしていると実感する。
そして意表をついたこれ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/88/5f6fefa83ebf60a1211fce06e07b5eab.jpg)
歌うマイク・ロチャ!
この曲アンケートで良い曲堂々の第一位(だと思う)。
「言い出しかねて」という邦題のスタンダード。
トランペットを吹いた後にマイクに持ち変える。
マイクがマイクを持って歌うと言うダジャレは、
マイクにも通じたと言うどうでも良い話^^。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/ff/505360d5f9e7e56502e814304d20b20a.jpg)
この本番記録シリーズで良く書く事だが
ゲスト不在の練習時と、ゲストが入った時とで、
変貌遂げる曲は度々あるけれどもこれは正にその一曲。
ゲストがいない時は今一歩冴えなかったが本番は、
お客様の反応通りの曲に仕上がった様で有りました。
陽気で紳士な若者と言う言葉がはまるゲスト。
途中のゲスト紹介でも通訳君の話を聞いてにこやかに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/94/b89031b05722e5e12b7bba1ba16464ac.jpg)
そして大きなアクションで自らの気持ちを伝える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/30/8c547316bac9f8e6044787a91108bf09.jpg)
ここへ来てずっと本番を楽しんでいる自分に気が付く。
本番記録ではよくこの辺りでバテたとか、
難解な曲に緊張したとかいう事をよく書いて来たけれども、
今回は全くそういう気持ちに不思議とならない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/d3/259c551f61939d3772d0377cc4854140.jpg)
終始とても温かな雰囲気に包まれた中で、
確実にステージを楽しんでいる自分に気が付く。
そしてラスト前の一曲は特別我々からの依頼曲。
時に触れてきたが今年は創設リーダー没後10年の節目。
2008年に亡くなられた訳だがその2年前の2006年春、
闘病中だった彼に捧げるとしてウエインバージェロンという
今や世界一のリードトランぺッターが吹いて下さった曲を、
彼を偲んで吹いてもらう事をお願いしていたのだ。
これが大正解!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/6e/46b580df8b05f1bff1e4ae764797f194.jpg)
余りに美しいフリューゲルの音色は、
客席全ての人をくぎ付けにしたと言っても過言では無く、
流れるアドリブに、私全てを忘れ聞き惚れてしまう程。
プロモーター氏もこの企画は最高と仰ってくれたが、
天国の西川さんにも届いたのではないかと思いたいのだ。
ラストの曲からアンコールへ、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/95/194a90510db687fb430d76a6fb3f0ca1.jpg)
トロンボーンの向きが横を向き、
サックス隊が何か持っているこの構図。
実は何年か振りに「振付」をしてみたのです。
トランペットも勿論右に左にラッパを振って!
リハでこれを見たマイク大喜び!
一気に彼との距離が縮まったのも
この曲のリハをした直後からだった様にさえ思う。
時にはこういう事も有りだな!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/5d/d6f7875ab2b34ac227fe08ca871bb766.jpg)
有難いアンコールの拍手。
ご覧の様に手を上げて拍手下さる方多数。
我々にとって最高の時間と言っても良く、
ラスト曲を吹き切ってもバテなかった事が、
確実に音を楽しんでいたと言う証拠。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/ef/49e59237a02107ec2c7a0230386c143e.jpg)
そしてこの動きが定番のテーマ曲を最後に終演。
両先輩と真っ先握手をしたのでありました。
乾杯!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/87/894176383d2a19894cb6c539a9610149.jpg)
この表情でこの場の雰囲気がどうかはお分かりであろう。
公私ともに本当に色々あった今年の秋のコンサート。
無事に乾杯までこぎつけた安堵感は今迄に無いものが。
メンバーと語り合うこのひと時は何ものにもかえ難く、
そしてコンサート挨拶でお話しさせて頂いた通り、
技術では無く人間性重視のバンドと言う意味を、
自らが実感していた様な気がするのであります。
ところでマイク氏、酒が強い!めちゃんこ強い!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/83/435d47217b5ce44a1378a4487468943f.jpg)
ボビー・シュー氏も愛してやまなかった濁り酒!
高山の師匠が差し入れて下さったこれをぐいぐい!
「どえりゃーうみゃー」
という名古屋弁を、デビル氏必死に^^教え込み、
濁り酒呑んでは「どえりゃーうみゃー」と連呼!
大騒ぎの正にジャングルパーティーとなったのです。
師匠ごちそうさまでした!
勿論一人一言コーナーの締めはゲスト。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/ef/346159379db4c5c09e666ad9cbc8b56a.jpg)
ここでも手振り身振りでメッセージを伝えてくれます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/73/3143f88aff136a0711799df258dea92c.jpg)
残念ながらここには書く事は出来ないが、
今回は特に私には彼から超嬉しい一言も頂き、
正に宙に舞うような気持ちにさせて頂いた次第。
こんな機会を頂いた皆様に大感謝です!
そして最後は恒例の一ぴょん締め。
西海岸で有名になったと言うジャングルパーティーは、
非常に楽しい時間を過ごしお開きとなりました。
この公演で36回も数えた事になる
我々レアサウンズの海外からゲストを招くコンサート。
繰り返しになるが色々本当に辛い思いをしながら、
本当に出来るのか?と言う気持ちに阻まれながらの
コンサートでありましたがこうして無事終了。
そしていつになく好評であったのが有難い限り。
苦労した分の喜びは確実に次への活力となりました。
ステージを提供下さった会場スタッフの方々、
我々の実力以上の音を届けてくれた音響さん、
この様な機会を下さる同名のプロモーター氏、
受付を手伝って下さったスタッフのみなさん、
助けて下さった若者君と二人の偉大な大先輩、
勿論私の仲間、レアサウンズのメンバー諸氏、
そして何より客席を「満席」にして下さったお客様、
本当にありがとうございました!
・・・・・そして濁り酒は、無くなりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/cf/97a9610a73b7a57a968af0907b79e1a5.jpg)
来年は4月27日!エリック・マリエンサル氏を招きます。
ブログ書かれてますが、本当に最後までばてることなく鳴りまくってましたね。
1曲目から結構飛ばされていたように感じましたし、マイク・ロチャのリハはきちんとやるという噂も聞いてましたので、ちょっと心配しましたが、その必要は全くなかったです。
マイクのプレーは当然素晴らしかったですが、彼の人間性も本当に素晴らしかったですね。
毎回貴重な経験をさせていただきありがとうございます。
3パートのの空席、早く埋まるといいですね。
私が名古屋に居たら!と思いますが・・・
次の日曜日はよろしくお願いします。
しっかりサポート出来るよう練習します!
爺が自賛の様な記事になってしまい恐縮ですが、
ラッパ吹きの貴君にそう評価頂くと正直嬉しいです。
しかしゲスト氏は素晴らしかったですね。
ラッパの高音もフリューゲルのまろやかさも、
アドリブの凄さも全て今でも耳に残っています。
次の日曜日はこちらこそよろしくお願いします。
燃え尽き症候群にならないよう^^;頑張りますね!
代わりの刺客を送り込んでおきました ( ̄▽ ̄)
ありがとうございました😊
まだまだ演奏し続けますのでよろしくお願いします!