レアサウンズジャズオーケストラ、
ゴールデンウィークコンサート2016
以前ここにも触れました通り、
私の大切な社員に不幸が有りました。
実はこのコンサートがその通夜式と重なり、
私は通夜に出席するためにコンサート辞退。
多くの仲間と、何より多くのお客様に
ご迷惑をかける事となったのでした。
ただ実は、
メンバーの温かな一言でほんの少しだけ
私はステージに乗る事が出来たのであります。
その温かな言葉とは「責任」。
今回の本番記録を綴りたいと思います。
落胆。
社員の不幸にまさしくそんな気分でいた私は、
義務的にそして事務的にこの会場に出掛けた。
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名古屋ドームに隣接する施設、
名古屋市東文化小劇場が今回の会場であった。
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一年も前から私がこの会場を手配し、
半年前には予約金を支払いに伺い、
一か月前には私一人で会場に出向き、
バンドのためにと打ち合わせを済ませた。
まさか自身が出演不能となるとは思いませず、
粛々とコンサートを作り上げる作業を進める。
当日は通夜式であったため、
じっと家にいたとて、もどかしいばかり。
返ってこうした仕事をするのは気がまぎれる。
リハーサルが始まる。
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先日、レアのレアなる写真として紹介したが、
この私の窮地を助けてくれてのは、
当地名古屋で活躍するナンバーワンプロトランぺッター、
そう、渡辺勉氏。
コンサート二日前に私の頼みを聞いて下さった。
ただ、非常に多忙な彼。
引っ張りだこの彼がレアに時間を割いてくれたのは、
優しい彼の性格以外何物でもなかろう。
私の代打など、沢山いるにもかかわらず、
彼に頼みたかったというのは、私の本音中の本音。
きっとその事も理解をして参じてくれたと思っている。
人との付き合いというものは
本当に大切にせねばと痛感した今回でもあった。
ゲストが到着する。
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陽気な彼だが、とても陽気にはなれない今の私。
ただただ、進むリハーサルを眺めていたのだった。
しかし陽気だ。
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アクション一つ一つがレアサウンズを変えていく。
第三者的に見ていたから余計そう思えるのか。
ただ、この曲はどうなるんであろうと思っていた、
前衛的というか、我々にとってはとりとめのない曲も、
彼一人が入るだけで締まって聞こえるのは不思議だ。
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陽気なそれは、音響スタッフ捕まえて踊りだすほど!
彼がやるからそれはセクハラにはならず、
あの人がやると完全にセクハラなのである。・・・誰?
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最後にはこんな仕掛けも作ってくれた。
何?って、うーん説明が難しいなぁ。
要するにバッターの真似事をしてくれた。って事かな。
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おかげで私もこの写真に納まる事が出来ました。
色々な思いの中でのこのショット。これも記念。
最後まで明るいリハーサルでありました。
さて、
この仕込みの時にコンマスから言われたのが
表題「責任」。
私の状況を知った上で、
もし戻ってこられるのであれば最後の挨拶をして、
一曲でも吹く事は私の「責任」ではないのかと仰る。
ただでさえ困惑していた私には更に惑う言葉。
勿論厳しく「責任」を追及された訳ではないのだが、
正直判断能力を失っていたように思い出される。
350人ものレアのお客様に対して失礼ではないか?!
という彼の言葉は確かに私も感じていたこと。
だからプロのトランぺッターにお願いしたのだが、
それは当り前であり私の責任を果たした事にはならない。
というのもわからなくはないのだけれども。。
暫しの迷いと、
彼が言うその言葉を持つ意味をしっかりかみ砕き、
・・・・・・間に合えば挨拶をさせて頂きますという事に。
私が会場を去ってから息子が撮った写真の数々。
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会場帰着。
客席からの大きな招き入れ拍手は本当に有難い限り。
そしてメンバーの歓迎は忘れられない思い出。
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残り僅かな時間ではありましたが、
お客様に対し、メンバーに対し責任を果たした次第。
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私の代わりを頼んでおきながら
一緒に吹こうよ!と吹いてくれた彼には更に敬服。
ゲスト、ルイス・ボニーヤは更に迫力を増し、
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アンコール曲ではなんと!
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スタンディング・オベーション!
こんなステージは初めてでありました。
あらゆる皆様に感謝したい今回のコンサート。
ありがとうございました。
そして特段責任を追及して下さったコンマス、
ありがとうございました。
ゴールデンウィークコンサート2016
以前ここにも触れました通り、
私の大切な社員に不幸が有りました。
実はこのコンサートがその通夜式と重なり、
私は通夜に出席するためにコンサート辞退。
多くの仲間と、何より多くのお客様に
ご迷惑をかける事となったのでした。
ただ実は、
メンバーの温かな一言でほんの少しだけ
私はステージに乗る事が出来たのであります。
その温かな言葉とは「責任」。
今回の本番記録を綴りたいと思います。
落胆。
社員の不幸にまさしくそんな気分でいた私は、
義務的にそして事務的にこの会場に出掛けた。
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名古屋ドームに隣接する施設、
名古屋市東文化小劇場が今回の会場であった。
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一年も前から私がこの会場を手配し、
半年前には予約金を支払いに伺い、
一か月前には私一人で会場に出向き、
バンドのためにと打ち合わせを済ませた。
まさか自身が出演不能となるとは思いませず、
粛々とコンサートを作り上げる作業を進める。
当日は通夜式であったため、
じっと家にいたとて、もどかしいばかり。
返ってこうした仕事をするのは気がまぎれる。
リハーサルが始まる。
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先日、レアのレアなる写真として紹介したが、
この私の窮地を助けてくれてのは、
当地名古屋で活躍するナンバーワンプロトランぺッター、
そう、渡辺勉氏。
コンサート二日前に私の頼みを聞いて下さった。
ただ、非常に多忙な彼。
引っ張りだこの彼がレアに時間を割いてくれたのは、
優しい彼の性格以外何物でもなかろう。
私の代打など、沢山いるにもかかわらず、
彼に頼みたかったというのは、私の本音中の本音。
きっとその事も理解をして参じてくれたと思っている。
人との付き合いというものは
本当に大切にせねばと痛感した今回でもあった。
ゲストが到着する。
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陽気な彼だが、とても陽気にはなれない今の私。
ただただ、進むリハーサルを眺めていたのだった。
しかし陽気だ。
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アクション一つ一つがレアサウンズを変えていく。
第三者的に見ていたから余計そう思えるのか。
ただ、この曲はどうなるんであろうと思っていた、
前衛的というか、我々にとってはとりとめのない曲も、
彼一人が入るだけで締まって聞こえるのは不思議だ。
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陽気なそれは、音響スタッフ捕まえて踊りだすほど!
彼がやるからそれはセクハラにはならず、
あの人がやると完全にセクハラなのである。・・・誰?
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最後にはこんな仕掛けも作ってくれた。
何?って、うーん説明が難しいなぁ。
要するにバッターの真似事をしてくれた。って事かな。
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おかげで私もこの写真に納まる事が出来ました。
色々な思いの中でのこのショット。これも記念。
最後まで明るいリハーサルでありました。
さて、
この仕込みの時にコンマスから言われたのが
表題「責任」。
私の状況を知った上で、
もし戻ってこられるのであれば最後の挨拶をして、
一曲でも吹く事は私の「責任」ではないのかと仰る。
ただでさえ困惑していた私には更に惑う言葉。
勿論厳しく「責任」を追及された訳ではないのだが、
正直判断能力を失っていたように思い出される。
350人ものレアのお客様に対して失礼ではないか?!
という彼の言葉は確かに私も感じていたこと。
だからプロのトランぺッターにお願いしたのだが、
それは当り前であり私の責任を果たした事にはならない。
というのもわからなくはないのだけれども。。
暫しの迷いと、
彼が言うその言葉を持つ意味をしっかりかみ砕き、
・・・・・・間に合えば挨拶をさせて頂きますという事に。
私が会場を去ってから息子が撮った写真の数々。
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会場帰着。
客席からの大きな招き入れ拍手は本当に有難い限り。
そしてメンバーの歓迎は忘れられない思い出。
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残り僅かな時間ではありましたが、
お客様に対し、メンバーに対し責任を果たした次第。
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私の代わりを頼んでおきながら
一緒に吹こうよ!と吹いてくれた彼には更に敬服。
ゲスト、ルイス・ボニーヤは更に迫力を増し、
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アンコール曲ではなんと!
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スタンディング・オベーション!
こんなステージは初めてでありました。
あらゆる皆様に感謝したい今回のコンサート。
ありがとうございました。
そして特段責任を追及して下さったコンマス、
ありがとうございました。
考えて判断することがたくさんあって、気疲れは相当だったと思います。趣味活動の宿命ですよね。
アンケートの内容から、多くのお客様に喜んで頂けたと思います。更に頑張ります。
リーダー足るもの、家庭でも職場でも趣味の世界でも、いるといないとでは大きな違いU+203C にならないと単なるお飾りに過ぎません。
そうそう意味で今回も貴台はその大きな責任を果たされたかと思い、何よりかと思います。
ステージで吹けなかった曲は、次回以降の本番でリベンジしてくださいね。
大変お疲れさまでしたU+203C
本当に色々お世話をかけました。
やはりレアサウンズのお客様はあたたかい。
そしてメンバーもあたたかいです!
アンケート、本当に励みになりますね!
次の本番に向け、頑張ります!
本当にありがとうございました。
未経験のことにぶつかった時に、
如何に冷静に判断ができるかが、
組織の責任者としての素養と思っておりましたが、
私はまだまだ未熟である事を思い知りました。
(大げさな話ではなく)
人生いつ何時も勉強ですね。
リベンジ、是非お願い致します。
あ、2ー2は、もーいいです^^;