青色日誌

還暦を超え、子育てもひと段落。さて!

年末年始2

2025年01月08日 | 思うこといろいろ
実は来週末より一週間ほどかけて、
私が育った実家の取り壊しが始まる。


家を壊してこの土地を他人に売るのではなく、
私個人的には大変有難いと思っているのだが、
息子夫婦がここに家を建て住んでくれるのだ。

そもそもここの土地、
誰かかから買った土地では無くて、
昭和三十年代前半、名鉄が山を切り開き、
ここに当時としてはまだ珍しかったであろう
建売住宅を造ったというのが起源なのだ。

 だから、大昔は知らないが
 近代にしてみれば我が家族が先住民。

それだけに何となく他人に譲るのは
気乗りがしなかったというのは事実であった。

 で、その我が家。

山を切り開いた当時の一区画はそこそこ広く、
そこにこじんまりとした平屋が建っていた。

時代の変遷とともに二回ほどの増築を重ね、
それでも今の住宅に比べると小さな平屋だが、
思い出はやはりいっぱい詰まっていたのだ。

 で、年の瀬迫る12月30日
 
二人の子供家族が付き合ってくれて、
この家が取り壊される前に賑やかさを取り戻し
家を慰労しようと^^集まってくれた次第。

 その時の思い出の写真。



 ここは家族が集まる場所だった所。

そしてお正月などに集まると
よく記念写真を撮っていた所でもあったので
こうして最後に写真に納めてみた次第。

その反対側に広まる二間続きの和室は、
親父の自慢の空間であった記憶でもある。



外観は特に古びてしまったので、
少々恥ずかしいけれど記録の為に載せておく。



 6段の石段を上った玄関。



引き戸の玄関は何とも昭和の香り漂う。
これらは娘が写真に残してくれたほんの一部。

 来年の今頃は息子が建てた家がここに。

一つの時代が過ぎていく実感をした日となった。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 年末年始1 | トップ | 年末年始3 »