21回繰り返してきたレアサウンズの
ゴールデンウィークコンサート。
昨日の記事のパンフレット挨拶では無いが、
やはり私にはこれが無いと、
ゴールデンウィークという気がしない程、
私の年次サイクルに定着している。
そんなコンサートの記録をここにまた残しておく。

ゴールデンウィーク初日8時台の
名古屋市営地下鉄栄町駅の様子。
流石に閑散としている!
ここから長い長い1日が始まる。

今回お世話になるのは、
今池駅の真上にあるガスホール。
ロケーションの良さはどこにも勝る、
地下鉄直結の素敵なホールである。

9階に位置するこのホール、
ロビーからの眺めはなかなかの物がある。
今まで一回も利用したことが無かったのは、
不思議なほど素晴らしい施設なのだ。
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ちなみにこの交差点、
環状線と広小路通りの交差する今池交差点だが、
毎日通勤でこの交差点を必ず通るくせに、
今日はどことなく違った風景に見えるのは、
やはり今日1日が非日常である証拠。
そんな思いの中準備は着々と進む。
舞台班と

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受付班に分かれるのはいつものことだが、
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本当に手際がよく作業が進むのは、
我がバンドながらあっぱれなる役割分担!
特に今回は役割分担も若返りを一部図り、
舞台班監督を若手Aくんにお願い。

的確なる指示の元実に1時間少々という
短時間でステージのセットが完了したのであります!

さてゲスト到着!
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ちょっとした緊張感が走るのは、
以前この人の演奏で我々が進行間違え、
迷走をして「No!」と言われた
あの有名な「NoNo事件」のその人だからである^^;

ところが!妙に明るい!
なんだ…いい人じゃん!と胸をなでおろす。
ところでこの方、
他のミュージシャンと比較して、
「自由度」と言うか「JAZZ 度」が強い。
リハーサルでの変更が実に多くて、
音響へのこだわりが非常に強い。

なのでこんなシーンが誰よりも多く、
コンマス泣かせでもあるのだが、
全てはステージを盛り上げるため!
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ちょっと見にくいが、
客席まで音を確認しに行ったミュージシャンは、
いまだかつて無かった記憶である。
この辺り、
出来るだけエネルギー消費を抑え様と
吹かない様にする私だが、
見えない緊張感が本番に魔物を誘う事となる。
1時間半弱の細やかなリハーサルを終え、
メンバー一旦ステージを離れたにも関わらず、
なんとも次なる仕掛けを企てるボブ。

ご覧の様にフルート吹く格好をする。
来場頂けた方にはお分かりいただけようが、
二部二曲目のフルート持ち替えソロは、
この最後に決まった事であった。
思えば曲順の入れ替えも含めると、
練習の時から何も変更がなかったのは、
たったの二曲にしか過ぎなかった。
ま、これがジャズなんだろうけれども…。

最近お決まりの記念撮影。
いつもみんな良い笑顔なのが印象的です。
さて開幕。

かなりマニアック自己満足的な、
第一曲目の難関をなんとか脱しホッとするも、
先ほど書いたステージの魔物、
早くも二曲目から私を襲い出した。
思えばこのゲストを迎えた時のコンサートでは、
何か毎回嫌な思い出が付きまとっている。
もちろんゲストが悪いわけでは決して無いが、
リハーサルでの余計な力がこうさせるのか、
それともそもそも私の実力がこの程度なのか、
全く音にキレが無く高音が厳しいのだ。
正直最後まで持たないのでは無いか!?と言う、
情けないかな不安という魔物が頭を過る。
一部ラストの最後の高音を吹ききり、
なんとか形は作ったものの本人全く納得せず、
なんとも重い雰囲気の中休みに入った。

第2部突入。
二部一曲目のラストの音が伸び切らない。
この事態は何年振りであったろうか。
正直リードラッパとしての最大の失態。
意気消沈しそうであった
が、返って開き直るきっかけになったのは事実。
気持ちの切り替えがこの辺りでついた様な、
そんな記憶が今残っている。

リハーサル終了後に決まったフルートソロが、
思わぬ休憩に役立ったのはありがたく、
次々とボブの素晴らしい音色が客席に届けられる。

秋に招いたエリックマリエンサルさんとは、
タイプが全く違う音色を発する。
同じ楽器とは思えないほどなのは、
それぞれが素晴らしい個性をお持ちだからか、
ソプラノサックスのスローには恐れ入った。

以前紹介したローリングストーンズの曲は、
ラッパには非常にハードなものだったけれど、
正に開き直り楽しむことに徹する。
そう、魔物に負けてなるものか!
最終曲前のリーダーとしての私の挨拶。
そこでお話しさせて頂いたのが平均年齢の話。
表題44.5歳というのが今のレアサウンズのそれ。
ひところより随分若返る事が出来ました。
そんな話に笑いを狙いながら話したところ、
おかげさまで皆様に受けていただき、
複数の方より賛辞を頂けたのは光栄な事。
ただラッパのお褒めは誰からも頂け無かったけどね…。
そして最終曲、アンコールと続き、
大きな拍手頂きながら終演致しました。
撤収後のロビー、

上の方に載せた朝の写真とは打って変わり、
イベントの後の安堵感と静けさが残る。

そしてゲストの部屋のホワイトボードに、
歓迎の文字に返答を記してくれたのを見て、
あー、やっぱりいい人だったね!!
乾杯!
何度やっても楽しい!
ビールが本当に心地よく乾いた喉を潤す。

演奏の反省点は勿論あるのだが、
運営の問題点が最近大きくなってきた我々。
合奏を減らしパート練習で作り込んだのが、
果たして良かったのかどうかはわからない。
ただ、一つだけ言えることは、
立場も肩書も違う仲間が二十人も集まって、
譜面という一つの指針に基づき、
そこに気持ちや感情のエッセンスを注ぎ込んで
完成するビッグバンド音楽の素晴らしさを、
今回もまた堪能出来たのは本当に幸せな事。
そこに加えて、世界的に活躍する、
超一流プレーヤーと同じ空気の下、
同じ譜面をなぞる事が出来たのは、
改めてなんと素敵で贅沢な事であろうかと感慨深い。
最後になりますが今回もまた、
本当に温かなご声援頂きました皆様に、
心から感謝をしまして199回目の本番記録完。
ゴールデンウィークコンサート。
昨日の記事のパンフレット挨拶では無いが、
やはり私にはこれが無いと、
ゴールデンウィークという気がしない程、
私の年次サイクルに定着している。
そんなコンサートの記録をここにまた残しておく。
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ゴールデンウィーク初日8時台の
名古屋市営地下鉄栄町駅の様子。
流石に閑散としている!
ここから長い長い1日が始まる。
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今回お世話になるのは、
今池駅の真上にあるガスホール。
ロケーションの良さはどこにも勝る、
地下鉄直結の素敵なホールである。
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9階に位置するこのホール、
ロビーからの眺めはなかなかの物がある。
今まで一回も利用したことが無かったのは、
不思議なほど素晴らしい施設なのだ。
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ちなみにこの交差点、
環状線と広小路通りの交差する今池交差点だが、
毎日通勤でこの交差点を必ず通るくせに、
今日はどことなく違った風景に見えるのは、
やはり今日1日が非日常である証拠。
そんな思いの中準備は着々と進む。
舞台班と
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受付班に分かれるのはいつものことだが、
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本当に手際がよく作業が進むのは、
我がバンドながらあっぱれなる役割分担!
特に今回は役割分担も若返りを一部図り、
舞台班監督を若手Aくんにお願い。
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的確なる指示の元実に1時間少々という
短時間でステージのセットが完了したのであります!
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さてゲスト到着!
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ちょっとした緊張感が走るのは、
以前この人の演奏で我々が進行間違え、
迷走をして「No!」と言われた
あの有名な「NoNo事件」のその人だからである^^;
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ところが!妙に明るい!
なんだ…いい人じゃん!と胸をなでおろす。
ところでこの方、
他のミュージシャンと比較して、
「自由度」と言うか「JAZZ 度」が強い。
リハーサルでの変更が実に多くて、
音響へのこだわりが非常に強い。
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なのでこんなシーンが誰よりも多く、
コンマス泣かせでもあるのだが、
全てはステージを盛り上げるため!
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ちょっと見にくいが、
客席まで音を確認しに行ったミュージシャンは、
いまだかつて無かった記憶である。
この辺り、
出来るだけエネルギー消費を抑え様と
吹かない様にする私だが、
見えない緊張感が本番に魔物を誘う事となる。
1時間半弱の細やかなリハーサルを終え、
メンバー一旦ステージを離れたにも関わらず、
なんとも次なる仕掛けを企てるボブ。
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ご覧の様にフルート吹く格好をする。
来場頂けた方にはお分かりいただけようが、
二部二曲目のフルート持ち替えソロは、
この最後に決まった事であった。
思えば曲順の入れ替えも含めると、
練習の時から何も変更がなかったのは、
たったの二曲にしか過ぎなかった。
ま、これがジャズなんだろうけれども…。
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最近お決まりの記念撮影。
いつもみんな良い笑顔なのが印象的です。
さて開幕。
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かなりマニアック自己満足的な、
第一曲目の難関をなんとか脱しホッとするも、
先ほど書いたステージの魔物、
早くも二曲目から私を襲い出した。
思えばこのゲストを迎えた時のコンサートでは、
何か毎回嫌な思い出が付きまとっている。
もちろんゲストが悪いわけでは決して無いが、
リハーサルでの余計な力がこうさせるのか、
それともそもそも私の実力がこの程度なのか、
全く音にキレが無く高音が厳しいのだ。
正直最後まで持たないのでは無いか!?と言う、
情けないかな不安という魔物が頭を過る。
一部ラストの最後の高音を吹ききり、
なんとか形は作ったものの本人全く納得せず、
なんとも重い雰囲気の中休みに入った。
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第2部突入。
二部一曲目のラストの音が伸び切らない。
この事態は何年振りであったろうか。
正直リードラッパとしての最大の失態。
意気消沈しそうであった
が、返って開き直るきっかけになったのは事実。
気持ちの切り替えがこの辺りでついた様な、
そんな記憶が今残っている。
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リハーサル終了後に決まったフルートソロが、
思わぬ休憩に役立ったのはありがたく、
次々とボブの素晴らしい音色が客席に届けられる。
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秋に招いたエリックマリエンサルさんとは、
タイプが全く違う音色を発する。
同じ楽器とは思えないほどなのは、
それぞれが素晴らしい個性をお持ちだからか、
ソプラノサックスのスローには恐れ入った。
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以前紹介したローリングストーンズの曲は、
ラッパには非常にハードなものだったけれど、
正に開き直り楽しむことに徹する。
そう、魔物に負けてなるものか!
最終曲前のリーダーとしての私の挨拶。
そこでお話しさせて頂いたのが平均年齢の話。
表題44.5歳というのが今のレアサウンズのそれ。
ひところより随分若返る事が出来ました。
そんな話に笑いを狙いながら話したところ、
おかげさまで皆様に受けていただき、
複数の方より賛辞を頂けたのは光栄な事。
ただラッパのお褒めは誰からも頂け無かったけどね…。
そして最終曲、アンコールと続き、
大きな拍手頂きながら終演致しました。
撤収後のロビー、
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上の方に載せた朝の写真とは打って変わり、
イベントの後の安堵感と静けさが残る。
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そしてゲストの部屋のホワイトボードに、
歓迎の文字に返答を記してくれたのを見て、
あー、やっぱりいい人だったね!!
乾杯!
何度やっても楽しい!
ビールが本当に心地よく乾いた喉を潤す。

演奏の反省点は勿論あるのだが、
運営の問題点が最近大きくなってきた我々。
合奏を減らしパート練習で作り込んだのが、
果たして良かったのかどうかはわからない。
ただ、一つだけ言えることは、
立場も肩書も違う仲間が二十人も集まって、
譜面という一つの指針に基づき、
そこに気持ちや感情のエッセンスを注ぎ込んで
完成するビッグバンド音楽の素晴らしさを、
今回もまた堪能出来たのは本当に幸せな事。
そこに加えて、世界的に活躍する、
超一流プレーヤーと同じ空気の下、
同じ譜面をなぞる事が出来たのは、
改めてなんと素敵で贅沢な事であろうかと感慨深い。
最後になりますが今回もまた、
本当に温かなご声援頂きました皆様に、
心から感謝をしまして199回目の本番記録完。
ボブに”昔(2002年)、大変厳しいコメントをもらったよ”と言ったら、”15年も前か、そりゃ別人だ”とのコメントでした。あの頃は人間が出来てなかった、という意味でしょうか・・・。
また、”今回から全体合奏を減らして、パート練習を増やしたんです”、と伝えたら、肯定的に頷いて、”セクションにフォーカスするのは大切なことだ”と言って見えました。
パート練習に置き換えたのはより細かい練習ができたことに繋がっていると思ってますので、今後も続けては、と思います。
言われるようにリハーサルからプレッシャーがかかり、余分な神経をすり減らせば、血圧は首が絞まるような上がり方をするし、1stには魔物がうようよいるし、年のせいにしたくないが、本当に疲労困憊でしたよ。
客席での録音を聴いて少し救われる気持ちになったのも、PAのオアシスさんのおかげかな。
パート練習は普段は自主的にやらないので、スケジュールに組み込むのは大賛成です。全体練習できちんと揃わないほどやる気を削がれるものはありませんから、ちょうど良いと思いますね。
お客さま動員No.1を頂きましたが、誰も誉めてくれないので、年末に納めのコンサートを碧南公演でしませんかー?
別人はあくまでもジョークでしょ。
彼の優しい配慮だったとおもいます。良い人です^^
パート練習の事も話したのですか!ありがとう。
毎回貴君にゲスト接待をまる任せにして大変申し訳ないですね。
昨日コンマスからメールが届いた通りで
ビーハッピーに向けては練習するつもりです。
次の目標めがけて頑張りましょう^^
あ、年齢ネタでいじって大変失礼しました!
歳のせいにしたくなります。
やはり一日仕事は本当に疲れますね。
でびるさんの周りにいる魔物って^^;根性ある魔物ですね。
録音はしばし寝かせた後にゆっくりと聞きたいと思います。
直後の感想と後から聞いて思う事とは随分違うので、
音が熟成され丸くなっている事を願いたいものです^^。
お客様動員ナンバーワン、おめでとうございました!
(ちゃんと褒めさせていただきます!)
碧南クリスマス公演決定です。お願いします!
が可笑しくて、コメントをさせて頂きます。
でびるちゃんのソロは風格があってムーディー
初めてレアを聴いた友人は目がハートになってました。
勿論、サックスの音色ですよ(笑)
今回は新しい試みの選曲もあって
本当に楽しいステージでした♪
ご苦労がおありになったとは思いますが
個人的にはボブのフルートとソプラノが
聞けて大満足でした!
レアのコンサートが初めての方をお連れ下さり、
本当に有難うございました。
でびる君に目がハートでしたか
ちなみにトランペットの音には反応なしでしたかね
二十年以上も前からこれを続けていますが、
これからの十年をいかに充実させるかが私の大きな課題。
なんか仕事もおんなじこと言っている様な気がしますがね・・。
今後ともよろしくお願いいたします!