ミス

一昨日の野球観戦で見たシーン。
チェン投手が攻撃の時バッターとして
放った見事なレフト線のヒット。
２塁打としては際どい当たり。
やる気満々のチェンは迷わず２塁へ。

レフトの野手、捕球後２塁手に
そこそこの返球をしクロスプレー・・・・
と思いきや、２塁手チェンに気が付かず
ベース踏む事も無くタッチするも無く、
拍子抜けのような２塁打になった。
(この時の野球解説が聞きたかった)

明らかに２塁手の判断ミス。
まさかピッチャーが全力で走るとは
思ってもみなかったのであろう。
タッチをしていればアウトに見受けた。

このプレー、エラーは記録に付かないが、
結果的にここから失点につながり、
言うところの記録に残らないミス。

野球の解説をする為に書いたのではない。
この記録に残らないミスって世の中に多い！

仕事の話でミス話をたらたら書くのも、
当社の弱点をさらす事になりそうなので
詳しく書く事は控えるが、
もう一つ気をつければもっと効率は上がる
そこを引き締めればあとは順調に行く
そういう所でのミスは、実は表に出る
ミスよりもたちが悪いのである。

我々の好きな音楽で例えるのであれば、
一生懸命吹いていてやってしまった
ミストーン(明らかなミス)と、
休みの小節を数えず、ぼっとしていて
出損ねたミス(表に分りにくいミス)では、
明らかに後者のほうが「悪質」である。

ミスの撲滅などとよく言うけれど、
実はこういった精神を無くす事こそが、
ミスを無くす鍵だったりする様な気がする。