スプリングコンサートをするには
絶好なる3月初日である1日の昨日、
知多音楽祭と言うイベントの一環で、
JOBのコンサートが開かれた。
私の知人を呼ぶには立地的に難しく、
私自身も1時間以上かけて出向くため、
本番は一体どうなるかと思っていたが、
終わってみれば充実のステージ。
昨日のその一部分を写真でご紹介。
武豊町民会館ゆめたろうプラザと言う、
立派な施設で行われたのだが生憎の雨。
それもざんざん降りの冷たい雨。
ところがこのホールを見てほっと温まる。
ゆったりとした豪華な椅子が100少々。
舞台と同じ高さで客席を一周する回廊。
木の温もりが感じられる素敵な会場です。
搬入を開始し、雛壇を組みセッティング。
実はJOBではほとんどこういうことは
ライブハウス主体の活動なので無かった事。
なので少々四苦八苦しながらそれでも
ご覧の様に立派なステージが出来上がる。
ホーンセクションは当然この規模で生音。
リズムとの兼ね合いが気になりながらも、
リハーサルを進めること約一時間。
音が出来てきたというよりも、
我々の耳が慣れてきたと言った感じか。
こういうステージでのビッグバンド演奏は
音作りになかなか気を遣う所である。
どうしても自分の役割上、
リズムを見失う事だけは音が出ないよりも
罪としては重い所なので余計神経を使う。
レアの時にはなかなか注文出さないですが、
昨日はごちゃごちゃうるさくて失礼しました。
さてホール演奏なのでパンフレットも!
勿論、レアサウンズのチラシも挟み込み、
バンドの周りの方に支えられ進みます。
そこで目に止まったのがこの鍵!
温泉旅館のような楽屋の鍵に思わず反応。
比較的施設は新しいのかと思いましたが、
この鍵、何となく昭和の香りが漂います。
そして夕食タイム!
今回は打上をしないため楽屋で晩御飯です。
レアでは定番、紙コップに名前書くこと、
皆に推奨しました!って大した事無いか。
さて本番。
満席とまではいかなくとも7割程の入り。
精力的に集客をされた地元のメンバーに敬服。
人に音が吸収をされリハより良い音でしたね。
私の前にはリードトロンボーン、
プロプレーヤー、ドナルドギブソン氏。
彼の音色は本当に素晴らしいです。
今回は彼の編曲によるスローバラードが一曲。
こういう曲をじっくりと演奏するのって、
細かい速い曲をやるよりも難しいですが、
そこそこの出来?とても良い曲でありました。
そしてこのバンドの司会はドラマーリーダー。
結構すべるおやじギャグを飛ばしながら、
90分ワンステージトータル11曲を演奏。
アンコールも頂き無事終演となりました。
ご来場頂きました皆様に感謝申し上げます。
次回このバンドのライブは6月20日、
天白区サニーサイドにて開催予定であります。
で、気が付けばこのバンドも10周年。
この日臨時で誘われた名もないバンドが、
大きな節目を迎えるのはそれなりに感慨深い。
来年は周年記念イベントを企画する様子。
ここでもリードトランペットを吹き続けられる事、
とても有難く、周りの皆さんに感謝いたします。