偶然

世間は三連休。
私は出張で会社を留守にしていたので、
出勤し電話番件書類整理。
会社幹部に対し、
交通安全啓蒙メールしました。

昼から、雨も上がり、
我が小学校のグランドに、隣町の野球チームを招き
試合をやっているというので見に行くと、
偶然にも、先日参加した学区内
「ふれあい運動会実行委員会」の委員長たる同級生が、
観戦している。

「おお、よく会うねぇ最近！」と私。
「先日はありがとうね。ところで今日はどうしたの？」と彼。
「いや、息子が試合に出ているものだから」
「えっ、うちも試合に出てるんだけどなぁ・・」
「うそー、誰ぇ」
「誰って、勿論○上（私の名前です）だわさ！」
「○上くんなんていたっけか？？」
「失礼な！あのサード守っとるのが息子」
「あの子Ｋ介（息子の名前）君だがね」
「だから○上Ｋ介っていうの！」

漫才のような話だが、
私が子供の時も、ほとんどだったが、
息子も名前で呼ばれることが多く、
在り来たりの苗字の我が家ではこんな事がよくある。

「ところでお宅の息子は、何処におるの？」
「レフト守っとるわ」

・・確かあの子は珍しい名前。そうそうＲ君。
「Ｒ君？？が息子さん？」と私が尋ねると
「そう。Ｋ籐Ｒ」と彼。
私の町と、隣町にめちゃめちゃたくさんある苗字の彼
彼も又、名字では呼ばれず、名前で呼ばれる事が多い。
多いと言うより「Ｋ籐君」と言っているのは
聞いたことがない。

「・・と言うことは、あの人があんたの奥さん？？」
「そうだけど、そういう事はあの人があんたの奥さんか！」
と、お互いにそれぞれの感想を持ちつつびっくり。
思わず、「世の中は狭い。悪いこたぁ出来ん！」
あとから、家内同士もびっくりしていたそうだ。

残念ながら試合には負けてしまったが、
我が家に帰ってテレビをつけると、
ドラゴンズ、山本投手の快進撃を伝えている！
８回、９回の一番良いところに出くわし、
見事ノーヒットノーラン！
マジックも１５となって、そろそろ優勝モードだ！
昨日までの暗雲をも吹き払ってくれたような
試合でありました！万歳！！



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