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シャイン

2004年09月15日 | 前に見た映画
孤高の天才を見事に描いた作品[1997年公開]

1996年のアカデミー賞最優秀主演男優賞やゴールデングローブ賞などを
受賞し、当時あのスピルバーグ監督も「10年に1本の名作」と賞賛の嵐でした。
ラフマニノフを弾き続ける実在のピアニスト、デヴィット・ヘルフゴットの
半生を描いた作品です。

厳格な父親から過剰ともいえる愛情と教育を受け、幼少期から天才的なピアノの
才能を発揮したデヴィットは、コンクールで優勝し、アメリカへの招待を受けるが
父親がそれを断ってしまう。またロンドンの王立音楽院から奨学金を授与される
ことになったが、またも父親が激怒。勘当寸前でのロンドン留学は、すばらしい
教授にも恵まれ天才的な才能は、そのまま頂点に達するかと思われた。しかし、
繊細な彼の神経は目に見えない重圧から精神に支障をきたしてしまう。帰国した
彼を父親はまだ許していなかった。十数年後、病院を退院したデヴィットは、
ワインバーでピアノを弾いていた。新聞に取り上げられた記事を目にした父親は
デヴィットと十数年ぶりに再会を果たす。運命的な出会いをした女性と結婚した
彼は、十数年ぶりリサイタルを行い大成功する。「そして人生は続いていく」

監督はスコット・ヒックス。そして主人公のデヴィット・ヘルフゴットは、
青年期をノア・テイラーが、成人後をジェフリー・ラッシュが名演しました。
天才と狂気、そして愛によって復活をとげていくピアニストという役が
二人の男優の名演技で、無理なく見ることができました。
そして、この作品では音楽(とくにラフマニノフ)が、これでもかという
くらいに流れているので、聞きごたえは充分です。

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