「悟り」とは、本当の自分に戻ること

昨日書いた、サイマーは言います。

人格（パーソナリティ）は「本当のあなた」ではないと。

(以下、青色の文字はサイマーの著書『あなたを最高の幸せに導く本』から)


人格とは、個性や考え方の癖です。これはあなたが生まれた環境の中で受け取った〝パターン〟にすぎません。


そして、


魂とは本来、無垢なもの。透明に輝く光です。


と。




親から受けたエネルギーはエゴに育まれ、とうとうある種のパターンになって、その子の中に定着します。これこそ、私たちが「人格」とか「個性」と呼んでいるものです。


そして、


「悟り」とは修行の先にあるものではなく、本当の自分に戻ること。
親から受け継いだ〝パターン〟を始めとする不要なものを、まるでタマネギの皮のようにどんどんはがしていけば、この世にやってきた時のあなた、純粋な魂、完璧なハートがあらわれます。それが本当のあなたです。




さらにこんな話も書かれていました。

自分の中には、ハイヤーセルフ（高位の自己）とローワーセルフ（下位の自己）がいるのだけれど、光の自分を知りたかったら、まずローワーセルフと仲良くなるのが良いそうです。

ローワーセルフは多くの場合、幼い頃の自分の不満とか怒りなどを抱えて成長できず、大変な思いをしているそうですから。


ローワーセルフが抱えている傷や苦しみを聞いてあげ、大人の自分としてなぐさめ、愛を捧げてあげることで、そのローワーセルフが癒されます。


駄々っ子が自分の中にいると、自分の気持ちとは裏腹に、物事がなかなか上手くいかなくなるのだと思いました。

なので、その存在を認めて、話を聞いてあげ、大きな愛で包むようにすると良いのでしょう。