「その報いはわたしには来ないであろう」とおもって、
善を軽んずるな。
水が一滴ずつ滴りおちるならば、水瓶でもみたされる。
気をつけている人は、
水を少しずつでも集めるように善を積むならば、
やがて福徳にみたされる。
ダンマパダ 九・一二二(中村元訳)より
「ダンマパダ」が書かれてある本を昔、読んだな~と思い出しました。
大雑把にいうと、「ダンマ」は教え、「パダ」は言葉という意味です。
釈尊の入滅後、弟子たちによって伝えられたものが詩のような形になったのだとか。
私はそのころ何を思ってその本を読んだのだろう? 今となっては忘れています。
とても苦しいこと(家族の死)があったから読んだということは覚えているけれど……。