これを読むと、すさまじいトラウマを負った人の体験が書かれていて、果たして私の場合はトラウマを負ったと言えるのだろうかと思ってしまうほどでした。
いやいや、程度の差があるとはいえ本人が苦しさを感じているというなら、それはやはりトラウマがあるのだと思います。
その本には色々な対処法が書かれているのですが、私はそれを読んでいるうち、ふと、こんなことを考えました。
その本に書かれている方法とは直接関係ないかもしれませんが、こんな場面を思い描いたのです。
それは私が子供の頃、父親が理不尽に私にガミガミと怒っているところへ、第三者に化けた私が乗り込んでいくのです。
そして父親に向かって、「あなたのやっていることは、みんな知っている」と言います。
虐待をする人間は、それを他の人々に知られたくないと思っているようなので、そう言ってみました。
すると父の姿が5、6歳の男の子の姿に変わったのです。
両腕を頭へ回し、うつむいています。
(そんな姿に変わるなんて予期していなかったので驚きました)
そして第三者に化けた私は、「ふん!」(心のなかで『バ~カ!』)と言って、子供の私を連れてその場を立ち去りました。
これって何か効果あるのだろうか?
自然にこんな場面が浮かんできたのです。
それにしても、怒っている父の姿が小さな男の子に変わるなんて……。
怒りを周りにまき散らしていたのは傷ついた子供だったのかと思いました。
大人の私が乗り込んでいってガツンとやるのって、けっこうスカッとするかも。そう思いました。
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