私たちは個人的な問題の解決の仕方を変える必要がある。
自分自身を守るという方法によって内的な問題を解決しようとするのではなく、問題を成長の促進要因として受け入れること。それによって真の変容がはじまる。
このプロセスを解りやすくするため、彼は腕に刺さった棘という状況を例にとって説明しています。
棘に触れると、とても痛い場合、人々がそれを解決しようとして選択する方法は二つである。
一つは、いかなるものも、その棘に触れないよう監視するという方法。
二つ目は、棘を引き抜いてしまうという方法。
一つ目の選択をした場合、全人生は、棘に触れないよう考慮することにつぎ込まれることになるが、これは問題を避けて、それを解決したと勘違いしている状態である。
内面の問題、つまり、ハートに刺さった棘についても同じことが言える。
孤独を例にとれば、人と一緒にいることで自分のなかにある孤独感を忘れようとしたなら、人が去っていったとき、依然としてそこにある孤独に悩まされることになる。
ハートの棘は過去にせき止められたエネルギーにすぎない
と、マイケルは言います。
人間は、障害があればその根本原因を取り除く力をもっている。
あなたが人々と話したいのは、寂しいからではなく、興味があるからだ。人々と関係をもちたいのは、かれらに好かれたいからではなく、純粋にかれらが好きだからだ。愛したいのは内的問題に目をつむる必要があるからではなく、本当に愛しているからなのだ。
あなたは自分が感じている痛みではないし、周期的にいらつくストレスでもない。そうした問題はいずれもあなたとは関係ない。あなたはそのような痛みやストレスに気づいている存在である。
ハートの棘から自由になるには、それらと戯れるのをやめればいいのだ。ハートの棘は過去にせき止められたエネルギーにすぎない。それゆえ、解き放つことが可能なのだ。
あなたの内面で起こっていることを冷静に見つめることである。
あなたの出口は、内面の出来事に囚われてしまっていることに気づくことだけだ。
気づくことは自由になることである。
もし煩わしいエネルギーから自由になりたかったら、それらをあなたの中に隠すのではなく、それらが通り過ぎていくのを許さなければならない。
ということは、自分の心に痛みを感じたときというのは、エネルギーを解放するチャンスでもあるわけですね!
そこから目をそむけて、うやむやにせず、それが目の前を通り過ぎて行くのを観察すればいいのか!
そうやって、過去にせき止められたエネルギーが解放されたなら、きっと、とーってもス~~~ッキリすることでしょうね!!
by 海の素材屋
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