遠く中世の時代に、ベネチア鏡は独特な魅力を持っているとの評判を得ていた。ベネチア鏡はその驚嘆すべき品質により世界中に名を馳(ハ)せていたのだった。しかし、決してガラスがその特質を与えていたわけではなかった。何らかの理解しがたい原因によって、ベネチア鏡は普通の鏡よりもずっと感じよく映し出してくれることに人々は注目した。鏡に映る顔がはっきりそれとわかる魅力を帯びているのだ。
(以下、青い文字は本より)
ベネチアの鏡職人は、アマルガム(反射面をコーティングするメッキ)に金を混ぜて、反射スペクトルが温かな感じを帯びるようにしたそうです。
トランサーフィンの二元鏡という考え方において、自分の世界の層にもこのアマルガムのような心地良く映し出してくれる要素を入れることができるようです。
支配的な基調色としては、たとえば、「世界は私のことを気遣ってくれる」というフレーズを選んでみてもよい。
そう言えば、これに類した信念を持っている人っていますよね~。それで確かにその通りの状況になったりしています。
鏡は、その人が思うその通りの世界を映し出すわけですから。
その他のアマルガムとしてこのようなものもあります。
「世界は私のために何でも一番良いものを選んでくれる」
「世界は私を守ってくれる」
「私が気楽で快適な暮らしを送れるよう、世界は配慮してくれる」
などなど。
でも一番いいのは、自分にぴったりくるアマルガムを作り出して、それをいつも思っていることでしょうね。それは幾つかあっていいそうです。
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