もう一つの浮遊体験

変性意識状態になった私が、空中を天女のような一団に混じって舞った話を前日書きました。

それを書いたことで、ヘミシンクをやってない頃にも夢（？）の中で空中に浮くという不思議体験をしていたのを思い出したのです。（別の世界で浮遊）

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気がつくと、“夢”と言ってしまうには抵抗がある、妙にリアルな感じの空間にいました。

その空間では、まるでプールにでも入っているかのように、体が水平にふわりと浮き上がってしまうのです。

ふと、私は『前にも、こんな体験をしたことがある』と思い出しました。

そして、『また空間を自由に漂える、この素晴らしい状態になれた！嬉しい！嬉しい！』と涙ぐむほど感激していました。

（現実の私はというと、前にそのような体験をしたという記憶はありません）

そのとき私がいた空間は、現実に自分がいる部屋とは別物でした。

近くに窓があったので、側に行き外をのぞいてみました。この部屋はけっこう高い位置にあるようで、家々の屋根が下の方に見えました。

ピーター・パンの物語にでもでてきそうなメルヘンチックな夜の町並みです。

私はその窓からピーター・パンのように飛び出して、どこかへ行ってみようかなと思いました。

でも、今は体が浮いているけど、窓を出た途端にその力が消えてしまったらどうしよう。一挙に落下してしまうわ。……etc.と考えているうちに、どこがどうなったのか、よくわかりませんが、意識が肉体に引き戻されて目が覚めました。

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この体験のときは、天女（と思しき者）たちと舞っていたような清々しい解放感のあるものではなく、薄ぼんやりとした空間に自分ひとりただ漂っているというものでした。

あのとき窓から外に出ていたら、どうなっていたのかしら？（ちょっとゾッとする！）

やはり自分に不信感があるときは、やめておいて正解だったのかもしれないと思いました。

Thank you for reading this to the end.


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