でも、ちょっと待ってください!『リアリティ・トランサーフィン[振り子の法則]』(ヴァジム・ゼランド著)によると、そんなことしなくてもいいようなのです。
例えば、あなたはある品物を売っている店を見つける必要があるとしよう。しかし、どこでそれを手に入れられるのか分からない。理性は最も合理的だがややこしいバリアントを耳打ちする。あなたは町の大半を探し回ったあげく、欲しい物を自宅の隣で見つけることができた。もし目標の重要性を引き下げていたら、理性はこんな手間の掛かる解決方法を考え出すことはなかっただろう。
(バリアント=起こり得る現象の様々な構成要素)
別の例をあげよう。あなたの目の前に、やらなければならない仕事のリストがある。手始めに何を選び、次に何をやるのか。考える必要はない。もし順番が基本的に重要な意味を持っていないのであれば、手当たり次第にこなしていけばよいだけだ。
あなたが何らかの解決策を見つけ出さなければいけない時は、解決策を模索するのにどの道が一番簡単か、その都度自分に問いかけてみよう。そして、模索するための一番簡単な道を選ぼう。
この話は衝撃的でした。本当?と思ったわたしは試してみました。
どんなことに適用したのかは忘れてしまいましたが ^^;)、確かに簡単な方法があり驚きました。
ただ、自分の状況を一歩ひいて見渡す視点も必要だそうです。
それは、横から誰かが何かを提案したとき、むげにそれを拒否してしまうと、良い解決法を見逃してしまうおそれがあるからです。
状況から少し距離を置き、参加者ではなく外から見守る観察者になろう。
書きたかったことは以上のようなことなのですが、どうでしょう?
これは著者がバリアント・モデルという、私たちの住む世界の構造に対する根本的に新しい見方に基づいて語っているので、分かりにくいかな~?
最後に【バリアントの流れ】というキーワードの説明にあった文章を載せてみたいと思います。
情報はバリアントの空間に、マトリックスという形で常に存在している。情報構造は相互に結びついた鎖となっている。因果関係はバリアントの流れを生み出す。
もしバリアントの流れを妨(サマタ)げなければ、問題の大半、とりわけ細かな問題は、ひとりでに解決される。
バリアントの流れは、最小限の抵抗で済むルートを行く。そのため、最も効率的で合理的な問題の解決方法を内包している。
自然はエネルギーを無駄にしたりはしないからである。
この本の内容は、他の多くのスピリチュアルな本にありがちな精神論的なものというより、どちらかというと物理の法則ぽい感じです。
だから、ちょっと取っ付きにくいけど、本当に理解すれば、真に役立つ内容だと感じています。
なので、取り上げてみました。
Photo by ミントBlue
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