と言っても、これは私が考えついたことではなく、[振り子の法則]リアリティ・トランサーフィン(ヴァジム・ゼランド著)という本に載っていたものです。
例えば、職場の上司があなたを呼びつけ、叱責(シッセキ)したとしましょう。そのとき、あなたはどういう態度にでますか?
反論や弁解をする? まあ、大抵はそうしたくなりますよね。
でも、エネルギーの観点から見ると、これは良くない対応だそうです。なぜなら、あなたは反論や弁解をすることでエネルギーを失うからです。
こうした場合どうしたらいいのかと言うと、合気道の手法で切り抜けるのが良いそうです。
ゼランドはこう言っています。(以下、太字の文章)
合気道では、文字通り、次のようなことが起こる。攻め手の手を取り、あたかも見送るように攻め手と一緒に進み、攻め手のエネルギーの方向へと軽く放り出し、飛んでいくように送る。守り手は攻撃に何も抵抗しないということが唯一のコツである。守り手は攻め手のラインに逆らうことなく、ある程度の時間一緒に進み、そうした後で解き放す。そうすると、攻め手のエネルギーはどこかへ飛んで行く。
例えば、頭に血が上った上司が、自分の言った通りに仕事をやれ!と命令したとします。しかし、あなたはそれが正しくないと知っていたとしても、
もしここで反論、口論、弁解を始めたら、上司は服従するようさらに強硬(キョウコウ)に求めてくるだろう。彼は決断を下したのに、あなたは背(ソム)いたのだから。そこで正反対のことをやってみよう。最後まで注意深く聞き、すべてに同意し、最初の攻撃で力を使い果たすよう仕向けてみるのだ。その後に、落ち着いて上司と仕事の詳細を話し合う。
上司に助言を求めるのだ。どうすれば仕事をもっと迅速にうまく仕上げられたか、あるいは、ほかの人が担当していたら仕事の出来はもっとよかったかも知れない、といった具合だ。
そうすれば、当初あなたに向けられていたエネルギーは、どこか脇へとそれ、別の解決策か代わりの者へと向けられ始めたと感じられるようになるだろう。
どうでしょうか? 役に立ちそうですか?
このような人に対しては、物事をどうすればいいか私は知っているなどと口走ってはいけないのですね!
私としては、この方法をずっと昔に知っていれば無駄にイライラしなくてすんだのになぁ~と思いました。
(もっとも、その頃、ゼランドの本は出版されてないわけで、、、あったとしても、その当時の私に理解できたかしら??)
そんな思いから、ここに取り上げてみました。エネルギーの観点から見ると、物事の対処法って一般常識とは違うものなのですね!
日常生活で活用できるように、肝に銘じておきたいと思いました。
Photo by.空色地図
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