彼は若い頃、ほっそりとした姿だったのに、今はそれがイメージできないほど、まるでビヤ樽のように丸々と太ってしまいました。
そんな彼にデリバランスはこう言いました。
君は太りすぎている。君の体を見れば、すぐに、君がすごく防衛的な人間だと私にはわかるよ。君は自分では気づかずに、君の中の感じやすい魂を守るために、体で防衛体制を作っているのだ。
君は良くない食べ物ばかりをあまりにもたくさん食べすぎる。しかし、それには何か理由があるのだよ。君は感情で食べているのだ。君は否定され、押さえこまれた感情からくるものすごい食欲を満足させるために食べている。しかし、不幸にして、食物ではその飢餓感を満足させることができない。押し殺すことはできても、決して満足することはないのだ。
デリバランスのこの言葉は、ガスのように太っていない人にも当てはまるのではないでしょうか?!
ダイエットがあまり上手くいかない、あるいは、ダイエットしても直ぐリバウンドしてしまう、としたら、心に問題があるのかもしれません。
ところで、人は痩せようと思うとき、“自分は太っている”という問題意識を持って解決しようとしますよね。
ところが、
「君たちが毎日の生活で焦点をあてるものが、君たちが手に入れるものだ」
とデリバランスが説明しているように、問題解決というやり方では全くの逆効果になってしまうのです!
つまり、問題解決という手法では、“自分は太っている”という所に焦点があたってしまうからです。
ではどうするのか、
“本来あるべき健康な自分になる”というスタンスでやっていくのが良いのではないでしょうか。
人はそれぞれ、身長も骨格も違います。その人なりの自然な状態というものがあるはずですから。
そして、その姿は、この世に生まれた自分の使命にあった状態とも言えると思います。
ここでは肉体面について書いていますが、他のこともそうだと思います。
私たちは、問題を解決しようという態度で物事に対処している限り、問題はなくならないのです。
そう!問題に焦点をあてているからです。
だから、“自分はどうありたいのか”考えて、そこにエネルギーを注ぐことこそが肝心なのでしょうね。
まず、“自分はどうありたいのか”ですね。それがなきゃ始まらないってことでしょうね。
Photo by.空色地図
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