Harmony(ハーモニー)♪

潜伏したモラハラは、より深刻なのかもしれない

昨日書いたのは国が内部から崩壊するという話でしたが、これは個人においても同じだと思います。

外から見れば、何不自由なく暮らさせてもらって何が不満なのだ?としか映らないのです。

しかし、その人の心の中は、動きの取れない苦しみでいっぱいなのです。

私のような、ハッキリとモラハラとわかる状態でもスゴ~ク苦しい気持ちになり苦しむのですが、それが表面的に出てこない人の場合はもっと深刻なのだと、この本(モラル・ハラスメントの心理 加藤諦三)を読んでわかりました。

『あいつは絶対許せない!!』と表現できれば、まだ楽なのです。

ところがモヤモヤはするけど、モラルで美しくコーティングされている言葉をかけられると表だって反撃できないし、そもそも自分の方が悪いのかもしれないと思ってしまいます。

そんな状態が長く続いたら、怒りが心の底にいっぱい溜まって苦しみますよね。

その苦しみの原因もよくわからずに。どれだけ苦しいか……。

その負のエネルギーを逃がすために、無意識に親と同じ振る舞いを他の人にしたり、あるいは、我慢することでそのエネルギーが内に向かい病気になったりするのでしょう。

ときには大爆発をすることだってあるかもしれません。

モヤモヤした気持ちがあったら、まず自分が今どのような状態にあるのか知る必要があります。

もしそれがモラハラの影響であったなら、何らかの手を打って自分を崩壊から守る必要があると思うからです。

本当は今日、自分のことを書こうと思ったのですが、本を見返しているうち、潜伏したモラハラの影響の恐ろしさがわかって、そちらの方を書くことにしました。

潜伏してしまったものほど深刻なのかもしれないな~と思いました。
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