日々、心霊現象に悩まされていたある朝のこと。夢うつつの状態で、まぶたの向こうに明るい光を感じました。
気がつくと目の前に大きなしゃぼん玉のようなものがプカプカ浮いていて、左右に揺れていました。その下には、無数の小さな半透明の人間たちがうじゃうじゃと走りまわっています。まるで何かから逃げまどっているかのようでした。
何だろう?と思っていると、青紫色の光が一点見えて近づいてきます。その光は目の前で止まると……。
光の中にはお地蔵さんのようなシルエットが視え、どこからともなく荘厳な声が聞こえてきました。
「ぬしはこの逃げまどう者たちを見たか。ぬしはこれから、これらの者を救う手助けをしなければならない。それがぬしの役目じゃ。ぬしの生まれてきた目的であり、人生じゃ」そう告げると、すっと消えてしまいました。
この夢を見た直後、江原さんは師匠となる霊能力者と出会います。
夢のことを話すと、お地蔵さんのように見えたシルエットは江原さんのガイドスピリットだと教えられたそうです。
その夢は江原さんの将来進む道を示したメッセージドリームでした。
でも、そう理解したのはだいぶ後になってからのことだったそうです。
メッセージドリームは、このように、ずいぶん先のことを示すことがよくあります。だからそのときすぐに意味がわからなくても無理やり解釈しようとしたり、焦ったりする必要はないのです。
このような不思議な夢、メッセージドリームと思われるものを見たときは、それを書き留めておくと良いそうです。
やがて時を経て、その意味が理解できるようになるのでしょうから。
(※青い文字は、江原啓之 著「スピリチュアル夢百科」より)
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