秘密 - Live reality in a spiritual way

『秘密』を持つということは、
人間の心身に非常に悪く毒であると言われています。

私も仕事柄、お客様からの相談の中で『秘密』を知りそれを厳守することに徹しています。
しかし、友達・家族・親戚など近しい存在になればなるほど『秘密』を知らされそれを守ることは大変なストレスにもなります。
そういったこともあり、私は近しい存在の『秘密』を持つことを極力避けてきたのですが、去年の秋に親戚の重大な『秘密』を知ることになってしまい。
私の部屋に親戚の霊が現れて私に秘密を告げてきたのです。
その言葉を確認したところ、親戚の『秘密』を知ることになってしまい・・
疑うこともなかった親戚の話が実は全部嘘であったことがわかり非常に衝撃を受けました。
霊媒師の能力に感謝することも多いですが、こうして自分が知りたくないことを勝手に知ることにもなるので辛いこともあります。
そしてその度に目に見えない存在の証明、自分の霊媒師としての能力を確信せざるおえないです。
実のところは「普通の人間」として生きたいと願っていたりもしますので。
いろいろがハッキリ視えたり、知らされたりするので私は絶対に他者に「視てあげましょうか？」とはとても怖くて言えません。
気軽に霊視しますよ～なんてとても宣伝できないです。
相手がそれを知ることに準備ができていなかったり、それを知るべき時でなければ精神的に崩壊してしまう可能性すらありますので。

霊格を高め、修行をしてきましたがやはり私も「人間」であることには変わりありませんので全てを霊的に解決することは不可能で人間の部分で悩み苦しむことも多々あります。
ですから、お客様にはご不便をおかけしたり待たせてしまったりとあるかと思いますが、私は霊的な仕事を毎日たくさん受けることは心身の健康のためにもやらないことに決めています。

人間は本来『秘密を明かすようにプログラムされている』とも言われているそうです。
そのようにプログラムされているとすれば、口が堅い人は信頼され評価も高くなりますが本人はとても辛い状態を強いられるとも言えますよね。

欧州や欧米の大学などの研究では共通の結果が得られていて、
「秘密を持つこと、それはすなわち脳内プロセスに逆らうことであり、そのストレスで健康を害する」なのだそうです。

要するに私達は本来生物学上、「秘密が持てないように出来ている」ということらしいのです。

ですから、秘密をずっと守り抱え続けることで、心身に無理が生じて痛みや摂食障害、不眠症、鬱病などの深刻な病気を招いてしまう原因にもなるようです。

しかし、受け取った『秘密』を手放すことで今度は別の問題が生じてしまいさらなるストレスやトラブルを引き起こしかねませんよね。

『秘密』を打ち明けることは相手にストレスを与えることでもあり、
『秘密』を知りたいと願うことはストレスを受け取ることでもあり・・・

そして残念ながら一般的に『秘密』は人間の生物学上守られることは難しいということでもあり。

自分が持つ『秘密』を打ち明けたい、
他者から受け取った『秘密』を手放したい、
でも完全に守られたい安心したいと願うのであればやはりそれを保証し義務としている専門家を頼ることが一番であると私の経験上お勧め致します。

そして興味本位や力量が無いのに『秘密』を知りたいと願うこと、
重大な『秘密』を打ち明ける相手を間違えてしまうこと、
それは自分を苦しめたりトラブルを引き起こすことにも繋がると警戒し慎重になることも大切と感じます。