Live reality in a spiritual way

人間としてこの世に生きる限り、適度でポジティブな『欲』は必要不可欠のように思います。

欲があることを悪いことのように感じたり、欲を持つことに罪悪感を抱くことも多いのではないでしょうか。

無欲=善人 とすら感じる人もいるかもしれません。

しかし、聖書やスピリチュアルな教訓などには【欲しなさい、そうすれば与えられます】といった
与えられることを待つのではなく、何事にも自分から求め欲する積極的な姿勢が必要であることが多く説かれています。

例えば食欲。


何も食べず飲まずで人間として健康に生きられる人が世の中にいないわけではないかもしれませんが一般的には栄養が失調して不健康になり病気になりがちですよね。

食欲がないのに食事をするということはとてもストレスで辛いことです。

「お腹が空いたな、何か食べたいな」

「あの料理が食べたいな」

こういった欲求は食事を摂ることを積極的にする上で非常に重要で、その欲求が適度にあることで健康を保てるわけですよね。

しかも欲が満たされれば美味しさや幸せといったプラスの感情を得ることができ、それがストレス解消にも繋がります。

でも、これが過剰であったりネガティブな【食欲】になりますと、今度は食べ過ぎ飲み過ぎで病気になってしまいますから難しいですね。



人間の欲求を大きく2つに分けるとすると

【生理的欲求】
【社会的欲求】

になると言われていますね。

【生理的欲求】とは人間の臓器と関連した生きる為に必要な肉体的な欲求のことです。
食欲、性欲、睡眠欲、排泄欲など。

【社会的欲求】とは人間として生活する上での精神的な欲求のことです。
物欲、承認欲、独占欲など。

過剰でネガティブな欲は人間を堕落させ、心身を不健康にし、
適度でネガティブな欲は人間を平穏にさせ、心身を健康にし、
無欲は魂レベルでは平穏になり高次との繋がりも高まるかもしれませんが、人間として生きることにいろいろと問題を生じさせるように感じます。


美味しい物が食べたい、可愛い服が欲しい、車が欲しい、そういった欲望があるから仕事でお金を稼ぐことにエネルギーを向けられるわけでもありますよね。

もっと便利な生活がしたい、もっと痛みを抑える効果のある薬が欲しい、もっと早い乗り物で時間を短縮したい、そういった欲望や欲求がさまざまな発明や開発、新商品に繋がり、これからも人間の欲が人間の生活向上や快適さに繋がることも事実です。

そしてネガティブで過剰な欲が人間同士を争わせたり、傷つけあうことも太古の昔から続いていることは悲しい事実ですね。

適度でポジティブで自分の心身を向上させ良好に保つ【欲】を持つこと。

これは人間が向き合い続ける大きな課題なのだと思います。


最後まで読んでくださりありがとうございました。
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