去年10月の花蓮方面への旅行のときに食堂で出会ったおばさまたちに会うという目的だった。
1月下旬おばさまに
思い出してはいただけた。
夕食でも一緒に食べられれば良いか。。。計画はこんなかんじ。
1日目:空港から嘉義へ高鉄で移動。おばさまと再会
2日目:東石の富安宮へお参り&布袋の観光魚市場へ。阿里山へ移動
3日目:阿里山散策。関子嶺温泉へ
4日目:温泉から台中へ。お参り
5日目:台中から空港へ
しかし、この計画は到着と同時にまったく無意味になる
3月9日(土)1日目
桃園空港からバスで15分弱高鉄桃園駅に到着。
チケット売り場はダダ込みもう指定席は買えないとのこと
14時57分の自由席に並ぶが大混雑
そして、通路までギューギューで、まったく乗り込めず
次の15時21分を待ち必死に乗り込む。なんとか乗れた。
次の新竹市で大勢の客が下車し、座ることも出来た
16時24分高鉄嘉義に到着。
目の前のバス停で待ち、嘉義公園行きのBRTに乗り込む。
高鉄のチケットを見せると、カードをくれる
嘉義の後駅につくと、おばさん夫婦が待っていてくれた。
風邪をひいていたので、マスクをして、日本人らしくて、スーツケースを持っていたのでわかったらしいが、顔は覚えていなかったとのこと。
宿は決めておらず、駅近くの安宿をとろうと思っていた。
その近辺におばさんたちの家はあり、なんなら泊まってもいいという。
まじで
ありがたくとめてもらうことにした。
そして、おばさまたちも一緒に旅行をするというのだ。
おば様宅でルートを練り直す。
結局阿里山と日月潭に行くことに。そこで、阿里山と関子嶺の宿をキャンセルしてもらった。
が、阿里山はキャンセルができず、そのままに。
夕食をいただいた。
自転車で近所をうろうろしてみたステージで歌手が歌ってた
寝床は車の中家の中に停めてある
おばさんたちは旅行中この車で夫婦と夫のお母さんの3人で眠るらしい。
冷蔵庫に調理器具、トイレ、なんでもあるのだ。
3月10日(日)2日目
ぐっすり眠れた。8時ごろ出発し、お母さんを迎えに行く。
阿里山に向かう途中、渋滞にはまる。
すると、「あなた、ここからバスに乗れるか確認してくる。私たちは時間がもったいないから、このままなら行かない」
・・・・もちろん一人旅のつもりでいたし、バスにも乗れる。しかし、この申し出には度肝を抜かれた。日本人感覚ではありえない。。。と思うんだけど。。。
しかし、渋滞の原因は近くのお寺のお祭りだと判明し、彼らは戻ってきて、「バスは乗れない。」とだけ言って車は走り出した。
・・・とにかく、感覚が違うんだ。。。ということで落ち着こう
途中の風景
阿里山は多くの観光客でにぎわっていた。
桜は終わりかけていた。が、今年初の桜に心はウキウキ
12時ごろから15時前まで散策。
予約していた萬国別館にチェックイン
一人になるとやっぱ落ち着く
夕方からは曇りだし、17度くらいになる。肌寒い。
夜は駐車場内の屋台で麵を食べた。
そして、明日の日の出を見るため早くに休む。。。。
夜中12時ごろムカムカしだし、下痢、嘔吐。寝ては起き、これを3回繰り返す。
朝4時起きなのに。。。屋台がまずかったかな。風邪のせいかな。。。。
3月11日(月)3日目
4時前に目は覚めていた。眠れなかった。胃がムカムカする。
真っ暗闇の中4時半の予定の列車はすでに出発していた。
あんまり時間は正確ではないらしい。
多くの乗客がならんでいた。
私は次の列車に。
寒い。10℃くらいだろうか。
日の出は6時半ごろ、それまで1時間以上待つ。解説なのか拡声器を持ったおっさんが、笑いをとりながら1時間以上話し続けていた。
朝焼け
雲が多い中日が昇る
朝ごはんは駐車場内の食堂(ホテルの朝食がここ)でバイキング。中国式。
9時前に合流し出発。
日月潭に向けて山道を進む。
バス旅だと途中下車できないようなところを見て回られてそれはよかった。
自忠というところ。少し散策した
桜が満開
途中の塔塔加インフォセンターではおばさんの頼みで私だけのために日本語のビデオ上映をしてくれた。
夫婦樹
途中東埔温泉のホテルでお風呂に入る。おばさんたちは昨日お風呂に入ってないから。
初の個室温泉、檜風呂
ただ温泉ではなかったような気がする。まったく硫黄のにおいがしなかった。。。。
日月潭へには17時ごろ到着
向山ビジターセンターにて
私の宿探し。水社という街で「時尚風華旅店」というホテル。1200元と表示してあるが、2500元の部屋を見せてきた。
安い部屋でいいと言っても、おばさんはなかなか通訳してくれない。ストレスだ。
9階までのエレベーターでその上に階段があり、10階部分にはもう一部屋広い部屋が。
木の階段で右手が部屋のドア。黒いドアは屋上に出る。
足元に鍵がある
広いです。1500元。
アメニティもちゃんとしていて、バスタブはないけど、今日は檜風呂にはいってきたから、いらないや。
翌朝屋上からの眺め
夜は駐車場に戻り、一家と夕食を共にした。
ガスでチマキと蒸しパンをつくっている
日本酒を飲みながら饒舌になるおじさん。私も自炊をお手伝いし、みなでキャンプ気分。
夜、湖周辺を散歩してホテルへ。
3月12日(火)4日目
朝食はホテルの1階喫茶コーナーで、パン食。
ホテルは駐車場よりの道に面し、喫茶コーナーの建物は湖側の道に面しており、間の通路には鳥かごが3つ。スタッフはかんじがよかった。
8時半ごろ発。
文武廟にて
九族文化村に行くことを提案されていたので、正直興味がなかったが(一人なら絶対行かない、結果すごく楽しかった)行くことにした。おば様たちは近くで待機しておくとのこと。
私のために4時間近く時間をつぶしてくれて、なんだか一人旅ではありえない申し訳なさを感じる。
10時半のロープウェイまで遊歩道をブラブラ
九族文化村はワンピース押しらしい
パーク内の施設も、ロープウェイもいろんなものがワンピース。
桜はすっかりなかったが、美しい
なぜ?意味がわからん
民族の踊り、イケメンぞろいでした
室内バイキング、天井につきそう
ラベンダーの公園内で
ちなみにこの文化村に行くチケットを購入するとき、おじさん(日本語まったくわからない)につれられて、チケット売り場にいったのだけど、780元の入場料(ロープウェイ込み)が580元だった。
不思議におもいつつおじさんも何もいわないので、そのまま払ったが、それは小学生料金だったらしい。おっちゃんに連れられてチケットを買いにきたので、子供だと勘違いされたらしい。
そして、その料金で普通に入場できた
ごめんなさい
14時半におじさんたちの待っているロープウェイ乗り場に戻り、嘉義に向かった。
次の日空港に向かうことを思えば台中に宿を取りたい。
気がひけたが、その旨申し入れた。
出来れば途中で降ろしてもらいたかったが、結局嘉義まで行き、台鉄で台中へ戻ることに。
台鉄の駅でおばさんと別れ、一人台中に向かった。
17時48分発で19時前に到着。
駅前の富春大飯店に宿を取る。
600元といわれたが、安い部屋を出せと言う(日本語で)舌打ちをされ、「パスポート」と言われた。
「は?」どうなったの?と思っていると、紙に「530」と書いていやな顔をするおばさん。
結局窓なしの一番安い部屋に。わざわざおっさんがついてきて、TVのリモコンの説明をしてくれた
あやしいというか、開けてはいけないような引き戸があって、開けてみたらベローンと壁紙がはがれていて、下につながっているというか、物入れではないような不思議な空間になっていた。
怖かったのでのぞくことはできなかった
シーツや布団、タオルには髪の毛が多くついていて、バスルームもカーテンの仕切り。バスタブはある。
水を1本おじさんが置いていってくれた。シャンプーはなかったような気がする。ドライヤーもなかった。
ま、寝るだけだし。
駅反対側の台中肉圓という有名店へ。
たしかにおいしかった。。閉店ちょい前の時間だったのですいていた。
ちょっとうろうろして戻った。
3月13日(水)5日目
朝は近所の永和という豆乳のお店に。
8時半にUバスのターミナルからきっかりに出発。
高速でやや込み、少し遅れて11時半ごろ到着。
空港のフードコートで昼食をとった
この肉団子はうまかった。バーワンは前日のほうがうまかったけど。
日本は雨。
今回ずっと晴天で、長Tで過ごせた。台湾ってやっぱいいなー。
でも、予定していた旅もしたかったな。。。
おばさんたちには帰ってからお礼の電話をした。
おじさんは私の体調を気にしてくれていた。
旅行中おばあちゃんが「八仙菓」という漢方の黒糖風、きりっぱなし状態の飴(?)を何度もくれた。
最初はまずくてこっそり吐き出していたが(ごめんなさい)しだいになれてきて、咳もおさまるし、自主的になめていた。
みんな得体の知れない私に親切にしてくれて、本当にありがたい。
まあ、一人でないというストレス、行きたいところに、いきたいだけ行けないというストレスはあったものの。
また、会う日まで。また日本酒(八海山)を持っていきますね。
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