わが長井市の南の玄関口ともいえる今泉エリア
新しく整備された新287号バイパスから見える小高い丘陵地帯
そこが古のロマン息づく「八ヶ森」であります。
(八ヶ森のシンボル・・・種松 いろんな歴史をここから見てきたんだろう。。。)
今回はこの「八ヶ森」について少々…
まずこの八ヶ森の歴史について…
現在、八ヶ森と呼ばれているこの山は、道路を挟み北八ヶ森と
南八ヶ森に分かれている標高275mの丘陵な山です。
今から約1000年前の昔、前九年の役、梨郷巻山に陣を張った安部貞任を討つ命を受け
八幡太郎こと、源義家が赤坂山(現・八ヶ森)に陣を張ったと云われています。
その時から南八ヶ森を「陣の峰、陣が峰」と呼ぶようになったとか・・・。
(南八ヶ森、陣の峰を望む。 右奥は置賜病院)
周辺には数々の伝承と旧跡があり、豊田地区一帯に残る
「館跡」や「遺跡」とも密接に絡み合い、歴史愛好家の探究心をくすぐります。
長井市周辺の言い伝えを比べると、非常に面白い共通点があり
この八ヶ森や、最上川沿いの伝承・・・
そして、安部氏と源氏…源氏と平家
大江氏、新田氏、伊達家と上杉家・・・。
様々な伝承と、多くの武勇。
そして、表には出ないはずの敗者の歴史・・・。
それらを思うと、誰でも歴史作家になってしまいます。
(新しくかかる、しらかわ大橋予定地を望む。遠く、あやめ温泉が見えます。)
(長井市の水源地域、熊野山・神尾山、奥に三体山を望む。臥龍の松は雲の中か?)
(明治期よりあの場所にあった豊田小学校。今年で創立121年を迎える。西山新道が閉鎖された年・・・。)
東北一帯が戦場だった頃、その土地に生きる人々は
何を信じ、何に従い、何を敬ったのか。
勝者の歴史の陰には、かならず
地元を愛し、地元を守り果てた英雄の歴史がある。
市内に残る名所旧跡を見てまわると、面白い仮説が浮かび上がる。。。
大河までのボリュームはないにせよ
肉付次第では・・・今年のOA作よりも面白いかも・・・。
「炎立つⅡ」みたいな・・・。
(かすむ飯豊山・・・)
おっと・・・
またまた
頭の中の話を文字におこしてしまったようです・・・。
そろそろ
筆をおきましょう。。。
(今泉区民で毎年、100株以上管理しているヒメサユリ。今年は少し遅かったか・・・)
やはり
史実と伝承は、その土地に立ち、自分全身で感じてくるものですね。
きっと違った見方や新たな発見があります。
あのあじさいも今は雨に濡れているだろう・・・
八ヶ森の花 語られぬ伝承とともに 今に咲く。
おっと・・・雨に見とれてしまった。。。
いかんいかん!!!
長井おどりパレードのために!!!
晴れてくれ~!!!!
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