朝丘真理の雑記帳

日記や観劇記録、何もない時は「常日頃思っていること」をなんとなく書きます。

正義をふりかざして

2023-10-06 10:21:00 | 雑記
 長女がショートカットの髪型で、メンズシャツとジーンズで商業施設のトイレに入ったら、高齢女性に睨まれ、「あなた、合ってるの?」と言われた。
 ここ、女性トイレだけど、あなた女性なの?ってことなんだろう。ヒールの高いサンダルを見て「ああ、合ってるのね。」と言って黙ったそうなんだけど、、、、

 黙ってないで、「ごめんなさい」は、どうした?

 次女は検査の結果が喘息までは行かないんだけどかなり喘息に近くて、咳が出てしまうとなかなか止まらない。
 電車で咳が出てしまったら隣の男性に腕を強く掴まれ、「咳をするなら、電車に乗るな!」と怒鳴れた。
 「咳して、すみません。喘息なんです。」と言うと、男性は黙って、何も返さない。

 黙ってないで、「ごめんなさい」は?

 最近、正義を振りかざして人を責めて、それが間違っていたことに気づいても謝らない人が多い。

 もし、スーパー店員が万引きしていない人を店内で大声で泥棒呼ばわりしたら、とんでもない名誉毀損で間違いなくクビだろう。

 人を責めたことが間違っていたら、普通は平身低頭の謝りまくりなんじゃないだろうか?そうではないのに人を悪く言ったら、謝らずにはいられないものなんじゃないだろうか?

 間違っちゃったことは、しょうがない。
 間違えたなら、謝れと思うのです。




言いにくいことは、自分で

2023-08-21 18:26:00 | 雑記
今日は仕事休みで、のんびりしています。
特に何もない時は、何となく思いついたこと(思い出したこと)などを書こうと思います。

私が4、5歳くらいの頃、祖父母の家に行くと祖父が押し入れから箱を持ってきて、「これは、おじいちゃんの大切なお菓子で、他の人にはあげないんだけど、真理には特別あげる。」と言って飴のようなものをくれました。「ヌガー」というもので初めて食べました。

祖父は大好きだと言いますが、私には苦手な感じの味でした。それでも、せっかくくれたのだから、食べました。

次回遊びに行った時も、「よしよし、真理には特別あげよう」と満面の笑みでくれるのです。

その次も、その次も。

私は本当は食べたくない味。でも、祖父は大事に箱に入れてしまうほど大好きなのに孫にはくれようとしているのです。これは、いつまでも貰っていないで、私は実はそこまで好きではないと言うべきだと思いました。私がイヤイヤ食べて数が減るより、大好きなおじいちゃんがたくさん食べた方が絶対にいいんだから。

そこで、祖母にこっそり「おじいちゃんがいつもくれるヌガー、私はあんまり好きじゃないから、もらわなくていいの。」と言いました。祖父の嬉しそうな顔を見ると言えないけど、祖母ならうまく伝えてくれるだろうと信じて。

そうしたら、

「よし、真理にはお菓子をあげよう。」と箱を持ってきた祖父に、

「あー、真理ちゃんはヌガー嫌いなんだって。本当は食べたくないんだから、やめてあげな!!」

えっ?!おばあちゃん、そんな言い方しちゃうの?💦え?

それを聞いて、祖父は「そうだったのか。真理は好きじゃなかったのか。ごめんな。」とシュンとしちゃって。あの顔は忘れられません。

5歳くらいのことではあったけれど、それ以来、どうしても言いづらいことでも人に頼らず自分で何とか言ってみようと思いました。

それでも言えないなら言わなければいい。言わなきゃならないなら、なんとか自分で考えて言おうと思った次第です。

ヌガー、大人になれば食べられるかなと思ってたんですが、今は逆に歯の詰め物が取れるんじゃないかと怖くて食べられません。