おはようございます!
昨日は、
アルミ製ガレージ門扉のパーツの修理
のご依頼を頂きました。M・S様有難うございました。
(修理ご依頼の内容)※お電話でお問合せ頂きました。
①アルミ鋳物のパーツが割れたので溶接できますか?
との内容でした。
最近、既製品のアルミ製門扉の修理依頼がとても多いです。
通常は購入したメーカーに問合せると新品を購入できたり
しますが、10年、20年経過するとメーカーも対応できない状
況もあるみたいですね。在庫が無い。製造を終了している。
など理由はさまざまみたいです。
(有)案浦製作所の対応
①使用箇所を聞き、修理品を見せてもらいます。
そしてご依頼者に溶接して大丈夫かどうか?
耐久性は保証できないことは必ず伝えます。
御了承の上でしか加工はしません。溶接のみで強度が
厳しいようだったら、出来うる限りの補強加工をします。
(なぜ耐久性を保証できないのか?)
①既製品のアルミ鋳物の溶接修理は基本的に難しいです。
なぜかというと、溶接がつきにくいのです。溶接出来たとして
もどのくらいの強度があり、どの程度耐久性があるのかはっ
きりしたことが言えません。使用頻度や使用箇所にもよるか
らです。
※事故につながりかねない部分のアルミ鋳物の溶接修理
はお断りしております。(例)自動車・バイク
(修理以外に方法はないか?)
①修理品と同形のものを新規に制作する。
という方法もあります。
その場合、鋳物で製作すると、かなりの高額になるので
形状にもよりますが、スチールやステンレスで製作もできま
す。
修理のご依頼はご相談ください。
それでは今回の修理依頼品です。
①修理品
②溶接します。
③ステンレスで補強パーツを製作します。
④補強パーツをアルミ鋳物に被せて強度を増します。
これで完成です。
溶接と補強で強度は増したかと思います。
有難うございました
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(有)案浦製作所
福岡県糟屋郡須恵町大字植木字赤石2047-13
TEL 092-936-5486
FAX 092-936-5487
E-MAIL annoura-ss@rondo.ocn.ne.jp
担当 案浦 弘
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