~着やすく ・おしゃれに・いきいきと♪~

川崎マイスター栗田佐穂子が、ユニバーサルファッション&おしゃれな介護服の情報や、服飾教育現場のエピソードをお伝えします!

ユニバーサルファッションショー・介護服の展示・着やすく直す講習会・手作り講座を開催しました

2018年11月22日 | ユニバーサルファッション

こんにちは、着やすく・おしゃれなアイディア服デザイナーの栗田佐穂子です。







川崎市高津市民館12階で開催しました「ユニバーサルファッションと介護服」のショーや解説・
着やすく直す技術講座・きものリメイクの手作り講習会などに、たくさんの方々のご参加をいただきまして、ありがとうございました。

寒さに向かい、お風呂上りの体をスピーディーに拭いてあげると同時に、
拭かれる側の心のフォローに重点を置いたアイディアに、関心を持つ方が多かったようです。

50歳代のご婦人が「さっそく作ってみます!! 来てよかった!!」と満面の笑顔でした。
展示してよかったーー と心から思いました。

いくつかの本や取材にて発表しているのですが、
その時ご自分のご家族が元気ですと、記事を目にしても心に残らなかったりします。

展示係の学生から聞いたことですが、何人もの方が同様の感想を語っておられたとのことです。

登戸ドレスメーカー学院の研究科生達は、何回も展示やユニバーサルファッションショーに携わっているので、
トルソーに着せ付けるときも手際よく、さすがーと心が熱くなりました。

実は、このユニバーサルファッションは見たところ「普通」に見えるのが特徴です。
トルソーと言えども“着る人の気持ちになって着せる”心遣いが必要です。

この学生たちは就職したとき、必ずうまくいく! と、感じました。
小さなしぐさに十分な配慮と心遣いが垣間見えたので、胸が熱くなったわけです。

高校卒業資格が取得できる ユニバーサル服飾高等学院の高校生たちは、
ユニバーサルファッションの意味・目的・特徴・作り方 を授業で学んでいるとは言え、
初めて会う人との接し方、そればかりかその人に“おしゃれバッグ”の作り方を教える・・・、
緊張で顔がこわばってくる・・・でも立派に教えることができていました。

この機会がユニバーサル服飾高等学院の生徒を一段成長させることになります。
閉会になる頃には、入学時の顔と全く違う、自信に満ちた笑顔になっていて、また感動してしまいました。

【添付写真】ユニバーサル服飾高等学院の高校生等による「手作り体験 講習会」の教育実習の最終確認と準備風景


着やすく・おしゃれなアイディア服デザイナー 栗田佐穂子
アソシエCHACO総合HP:http://www.a-chaco.com
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ユニバーサルファッションショー&着やすく直す講習会と相談会開催(介護いきいきフェアにて)

2018年11月02日 | ユニバーサルファッション


こんにちは、着やすく・おしゃれなアイディア服デザイナーの栗田佐穂子です。



ユニバーサルファッションの普及活動を始めて20余年となります。
今年も川崎市高津市民館の12階にて
“ユニバーサルファッション”の展示・講習会・ミニユニバーサルファッションショーを開催いたします。

今年の新企画は、
車椅子や杖を使われる方、片側マヒの方、リウマチなどで肩・指・ひざなどの関節が動かしにくい方・排泄など介護が必要な方に向けて
「ご自分の様子に合わせて、いつもの服などを着やすく便利にする方法」の実習も致します。

事前申し込みにより「直したい!」と、応募してくださった方のご様子を伺い、
予め直し方を検討して、当日会場にてレクチャーいたします。

今年は、事前申し込み企画がございますので、応募してくださる方を募集しております。(無料)
会場・日時・詳細はチラシをご覧ください。(尚、第1部開催が10:30~11:30に変更となります。申し訳ございません)

申し込み・お問い合わせ先
E-Mail   mail@a-chaco.com
登戸ドレスメーカー学院 TEL 044-911-2221

一般の方の聴講も可能です。(こちらは申し込み無しで参加できます:無料)

来る11月15日(木)、
登戸ドレスメーカー学院の学生、ユニバーサル服飾高等学院の高校生、ボランティアグループ糸の詩のメンバーが、
「服飾技術や生き方を学ぶ」課題に向かって、精一杯務めてまいります。

多くの方のご参加をお待ちしております。

着やすく・おしゃれなアイディア服デザイナー 栗田佐穂子アソシエCHACO総合HP:http://www.a-chaco.comアソシエCHACOネットショップ:http://chaco-brand.comアソシエCHACOセレクトギフト:http://chaco-kaigofuku.com--------------------------------------------------------------------------------リメイクやオーダーもご相談ください。ご連絡はこちらまで!
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かわさきハロウィン:市長さんの衣装を製作(登戸ドレスメーカー学院&ユニバーサル服飾高等学院)

2018年11月02日 | ユニバーサルファッション

こんにちは、着やすく・おしゃれなアイディア服デザイナーの栗田佐穂子です。












昨年のかわさきハロウィン・パレードが台風の為中止となり、
かわさき市の福田市長さんが表彰式にて着装する衣装のお披露目が延期となっていました。

2018かわさきハロウィン(カワハロ)は12万人の人出と報じられていました。
秋晴れの中、笑顔に包まれ、お子さんからシニアの方、車椅子を使用なさる方々など
2000人を超える仮装の皆様のすばらしいパレードが圧巻でした。

今年も市長さんの衣装は、
簡単に着脱でき、サイズ調整可能で、かわさきハロウィンらしく明るく・楽しいデザインの衣装を製作しました。

登戸ドレスメーカー学院の研究科生(5年生)を中心に、基礎科・専攻科の学生とユニバーサル服飾高等学院の高校生が
デザイン・製図・素材選び・立体裁断によるパターン製作・マーキングと裁断
仮縫い・修正そして縫製まで、各グループに分かれ製作しました。

市長さんの体型に合わせたトルソーから作り始め、トルソーでの仮縫いのみで完成させました。
ぴったり合うか?の一抹の不安は、ユニバーサルファッションのデザインが功を奏してホッとしました。

次回このポイントに触れてみます。

ご案内
11月15日(木)には高津市民館にて開催の「介護いきいきフェア」のミニユニバーサルファッションショーでお披露目致します。



着やすく・おしゃれなアイディア服デザイナー 栗田佐穂子
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中学1年生が「ユニバーサルファッション」について取材に来ました

2018年08月15日 | ユニバーサルファッション

こんにちは、着やすく・おしゃれなアイディア服デザイナーの栗田佐穂子です。








毎年、地域の中学生が「仕事について」や「マイスターについて」など様々な取材に来られます。
電話でアポを取るのも学習。
原稿を読み上げるような息遣いが初々しく、電話口の向こうに先生が見守る気配も有り、
話が終わる頃には、「よくできました!」と言ってしまいそうになります。

何度も練習をしてきたのでしょう、緊張した面持ちで玄関に直立不動でご挨拶。
こんなかわいい姿を見るにつけ、心はもうメロメロです。

一つづつ質問に答えながらも、「この子たちの生き方に役立つ話になれば!」と全力で話します。
で、逆に質問をしてみます。

「ユニバーサルファッションって聞いたこと有る?」
皆,首を傾げます。

大きな介護施設での講演の時にも同じ問いかけをしてみます。
介護職の方々の集まりですが、「知っている」と手を挙げる人は一割もおられません。
講演会を企画する機運の施設であっても、まだまだ・・・の現状を知ることになります。

中学生にユニバーサルファッションの概念を一つづつ話すと、
自分の周囲に該当者が居ることに気づき始めます。

取材に来たこの子たちが、きっとユニバーサルファッションの発信源になる。
誰にとっても、いつか「着脱しやすく・おしゃれな衣服」が必要になる。

課題は山積しているが、まずは知ってもらうこと。

初々しい中学1年生の姿を見ながら、自分の当時の姿や考え方を思い出しました。
担任の先生が凛とした表情で語った「少年老いやすく学成り難し一寸の光陰軽んずべからず」。

今さらながら、納得!
中学1年生にどこまで話が伝わったか、今回も反省しきりの一日でした。


着やすく・おしゃれなアイディア服デザイナー 栗田佐穂子
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夏休みこども手芸教室で、学生が「教える体験」教育実習をしました

2018年08月06日 | ユニバーサルファッション

こんにちは、着やすく・おしゃれなアイディア服デザイナーの栗田佐穂子です。









今年もたくさんの小学生が「手作り講座」に集まってくれました。

「姪の〇〇ちゃんが四年生の時、この講座に参加したのがきっかけで、服飾大学に進み、
今はファッションの仕事に就いている」と聞き、時の流れを実感しました。
いつの間にか、この講座を開催して20年が経ちました。

募集開始直ぐに、キャンセル待ちが多くなったため、もう一日講座を増やすことにしました。

この講座の特徴は、登戸ドレスメーカー学院とユニバーサル服飾高等学院の学生・生徒が、
養育実習生としてマンツーマンで教えることです。

高校一年生の養育実習生は、入学してから4か月目で教える側になります。
教えると言うことは、この作品についてどんな質問にも答えられるところまで学んでおかなければなりません。

コミュニケーションが苦手な生徒にとっては、なおさらハードルが高い取り組みです。
服飾技術の習得だけではなく、相手を慮る心を育てるチャンスです。

不安を克服するには、自ら予習(シュミレーション)をすることになります。
立ち通しの疲れとコミュニケーションの緊張から、しゃがみ込む場面も出てきます。

この場面から逃げ出さなかった自分に気づいたとき、自信が生まれます。
この経験が次年度見違えるほどの成長につながっていきます。

大学に進む生徒は迷うことなく「教職課程」を選択しています。
登戸ドレスメーカー学院の学生にとっては、就職の幅が広がります。

小学生のアンケートには
「優しく丁寧に教えてもらえてよかった」
「初めてミシンで縫えて嬉しかった」
「教えてくれた先生と写真を撮りたい」

お母様のアンケートには
「自分は手芸が苦手なので、参加できて良かった」
「自宅で教えていたら、ケンカになっていただろう」
「来年も参加させたい」

どの子もニコニコ笑顔で、抱き着いてくる子、作品を誇らしげに見せて来る子
この表情を見ることで、生徒にとっては「達成感」を得る体験となるようです。

次は中高生の講座「おしゃれなショートパンツを作ろう」が8月25日(土)にあります。
生徒一同、試作も終わり次回に向けて、ややドキドキしているのかも知れません。


着やすく・おしゃれなアイディア服デザイナー 栗田佐穂子
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