かわさき市長さんのハロウィン・アワードでの衣装：ユニバーサルファッションを製作しました

ユニバーサルファッション～着やすく・おしゃれな介護服～

こんにちは、着やすく・おしゃれなアイディア服デザイナーの栗田佐穂子です。

２０周年を迎えた「かわさきハロウィン」が盛大に執り行われました。

川崎市長さんも仮装して今年も表彰式に出席とのことで、
登戸ドレスメーカー学院とユニバーサル服飾高等学院の有志が製作に取り組みました。

趣旨を踏まえた上で、楽しく・着やすいデザインをコンペ形式で決めるところから始めました。
オリジナルデザインなので、ユニバーサル服飾高等学院２、３年生が今までの製図の知識を振り絞ってパターンを引き、
五分の一のボディーで仮縫い。

登戸ドレスメーカー学院の専攻科・研究科のベテランさんも加わり要尺を見積もり、素材選びの買い出しへ。
裁断・仮縫い・補正を経て、縫製。

理論をを実践にて確認することにより、応用力を身に付けられるチャンスです。
個人の技術レベルに応じて、力を発揮するときです。

デザイン画と違わぬシルエットを生み出すまで、何度もやり直す専攻科生。
暗くなるまでコツコツと手仕事に没頭するユニバーサル服飾高等学院１年生。

チームワークの作り方、諦めずに取り組む責任感、技術の上達以上に大切なものを得ていきます。
教員も影になり日向になりながらの応援が、「イベント製作を活用しての教育」の一端となります。

地に足の着いた服飾知識と技術から作り出された「確かな作品」は、見る人に伝わります。

ユニバーサルファッションは「おしゃれ感・着やすさ・着る人を豊かな心にする」こと。
着やすさなどそのポイントをパターン作りから縫製までに、見事に網羅できていたことに感動しました。

藍より出でて、藍より青し・・・をまた感じたハロウィン衣装製作でした。

着やすく・おしゃれなアイディア服デザイナー 栗田佐穂子
アソシエＣＨＡＣＯ総合ＨＰ：http://www.a-chaco.com
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教科書にKURITA提案のユニバーサルファッションショーが掲載されました

ユニバーサルファッション～着やすく・おしゃれな介護服～

こんにちは、着やすく・おしゃれなアイディア服デザイナーの栗田佐穂子です。

毎年開催してきました「ユニバーサルファッションショー」が開隆堂出版の教科書に掲載されました。
小さな会場でスタートしてから２０年が経ちました。

１９９８年頃、神奈川県立女性センターの大ホールで開催したときのことです。
都心から離れた“江の島”の大橋を渡った島の裏側に、
続々と足早に歩いて来られるたくさんの方々を窓越しに見た時は、
心が引き締まる思いでした。

夜のＮＨＫニュースで「高齢者・体が不自由な方のための 着やすく・介護しやすく・おしゃれな服」として紹介されました。
片側のまひが残る方々の団体や脳性まひによる車いす使用の小学生の団体の皆様もモデル参加してくださいました。

糸の詩のメンバーや市民活動の男性方々、登戸ドレスメーカー学院の学生たちと教職員が、力を合わせて成し遂げました。
翌年・翌々年の舞台作品は、ＮＨＫ番組「おしゃれ工房」で作り方を紹介したりと、普及活動を続けて来ました。

実はまだまだユニバーサルファッションについて知っている人は一握りです。
歳をとって脱ぎ着が困難になったとき、怪我をして着られなくなったり、五十肩やリウマチのため肩が動かしにくくなったり・・・・と、
誰にでも起こりうる「着脱の不自由さ」。

元気な時は自分も家族も不自由な人の想いに気が付かないのです。

Ｔ・Ｐ・Ｏに合わない着方やだらしないと見られてしまう着方から小さな偏見が生まれてしまいがちです。
衣服には人としての尊厳を維持する小さな働きがあるのです。


たくさんの想いを込めて、ユニバーサルファッションショーを開催してきました。
これから育つ子供たちが、「ユニバーサルファッションが伝える何か」に心を留めてもらえたらありがたいことです。

中学生の教科書でユニバーサルファッションを取り上げていただけたことは、とても意義深いことだと思います。

着やすく・おしゃれなアイディア服デザイナー 栗田佐穂子
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リメイクやオーダーもご相談ください。ご連絡はこちらまで！

ユニバーサルファッションで、誰でも・着やすく・おしゃれに ＃２

ユニバーサルファッション～着やすく・おしゃれな介護服～

こんにちは、着やすく・おしゃれなアイディア服デザイナーの栗田佐穂子です。

ユニバーサルファッションで誰でも・着やすく・おしゃれに　＃２（メディ・あさお連載）

体の片側が麻痺などで動かしにくくなっても、
ご自分で着脱できる衣服を考案しております。

「職場復帰にネクタイが必要！」とのご相談に、
ご意見を伺いながら試行錯誤を続けて、２０年が経ちました。

「片方の手でらくらく着装できた！」
「衿元が緩んでも普通にネクタイを締めているように見えるから良かった」

「結んでくれる人がいない時でも、安心」
これは養護学校に通う生徒さんのお母さまからの喜びの声です。


また、
ワイシャツのカフスのボタン掛けは、片手で操作することになりますが、
糊がパンパンに効いた硬いカフスのボタン掛けはとても大変です。

なぜ？
それはボタンがカフスに“ペタン”と縫い付けられているから。
ボタンを穴に通すのに“ボタンを傾ける糸足のゆとり”が無いからです。

布とボタンの間に糸を２～３回渡し、５ｍｍ位の立ち上がりをつけます。
キリキリと巻いて糸足がピンと立つように作ります。

ボタンを付け替えるだけで、片手でボタンを通しやすくなります。
お試しください。

喜んで着てくださる方が一人でも増えると嬉しいです。

着やすく・おしゃれなアイディア服デザイナー 栗田佐穂子
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『リウマチにやさしい衣服とは？ ～ おしゃれで着やすい「かんたんリメイク」のポイント ～ 』

ユニバーサルファッション～着やすく・おしゃれな介護服～

こんにちは、着やすく・おしゃれなアイディア服デザイナーの栗田佐穂子です。

国立病院機構相模原病院&日本リウマチ友の会共催の
相模原リウマチ講演会　にて講演をいたしました。

『リウマチにやさしい衣服とは？
～ おしゃれで着やすい「かんたんリメイク」のポイント ～　』と題して

着やすく・おしゃれ なユニバーサルファッションの概要と
「いつもの服を簡単に着やすく直す」アイディアをお伝えしました。

指・ひじ・肩・ひざ等々各関節が痛み、変形して動かしにくくなったとき、
ボタンを掛けやすくするには・・・
袖を通しやすくするには・・・
ズボンをはきやすくするには・・・などなど。


クローゼットから衣服を選ぶとき
いつ・どこに着て行くのか・何のために、（時・場所・目的）に合わせて考えます。

楽しい外出なら、ワクワクしながらコーディネートします。
「自分らしく装うこと」は心を豊かにします。
この充実感は免疫力を高めることになるでしょう。

が、関節の痛みで「好きだった服が着られない」となると残念です。
他の人は「なんでも着られればいいじゃない」とか、
「もー、歳なんだから、なんでもいいでしょ・・」と。

いくつになってもプライドがあります。
なんでもいい・・わけにはいきません。

自分らしく装えたときの充実感が前向きな生き方につながります。

医学の力に加え、
「自らの心を満たす衣服の力」の効力に関心を持っていただけたらと、
ユニバーサルファッションの普及活動を１９９５年から進めています。

次回はリメイクのポイントを「コラム記事」から抜粋いたします。

着やすく・おしゃれなアイディア服デザイナー 栗田佐穂子
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イトーヨーカ堂にて アソシエＣＨＡＣＯ開発商品 を販売

ユニバーサルファッション～着やすく・おしゃれな介護服～

こんにちは、着やすく・おしゃれなアイディア服デザイナーの栗田佐穂子です。

川崎名産品に認定されているアソシエＣＨＡＣＯ開発商品の「ＫＡＷＡＳＡＫＩネクタイ」や
「ＫＡＷＡＳＡＫＩバッグ」の他、
川崎市敬老のお祝品に採用されている、ユニバーサルファッションの「着やすくおしゃれなボレロ」「ベスト」「ひざ掛け」
などを展示販売しました。

ふと足を止め「おしゃれ着エプロン」をじーっと見つめるご婦人。
お話を伺うと、いっきに話し始められました。

「９０歳を過ぎた父に持って行きたい！」
「父は高齢者施設に入居中ですが、とてもおしゃれなんです」
「よく見かける簡素なエプロンは嫌がるんです」
「こんなおしゃれなエプロンを捜していたんです」
「嬉しいー、みつけられて、よかった！！」

このような笑顔に出会える度に、作って良かった！と心から嬉しくなります。

介護に追われる方々に情報をお伝えしたいと思い、今年も店頭に立ちました。

着やすく・おしゃれなアイディア服デザイナー 栗田佐穂子
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